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これは一年前の8月31日に写した妻の写真です。
闘病で苦しんでいた妻を連れ出し、家族で能登島水族館に遊びに行った帰りに千里浜海岸で撮った写真ですが、24時間テレビを見ていて昨年の8月の最後の日曜日のことを思い出していました。
妻は痩せて体力も衰え、外に出る自信がないと言っていた頃で、残り少ない命を受け止め、目の先に何が見えているのか、何を考えているのか、とても気になっている写真です。
どんなに苦しくても愚痴をこぼさなかった妻だけに、当時の気持を知る事ができず、いとおしさが胸につかえて忘れる事ができないでいます。
家族の前から姿を消して10ヶ月が過ぎようとしているのにね・・・・。
元気だった頃のお母さんに会いたいな~
あの笑顔を見たいな~
いつもお母さんの姿を思い出している私です。
明日の31日は妻の月命日。
今日はお母さんのことを考える日にしたいです。
前略 お母さんへ
お母さんのいる世界はどんなところですか・・・・・
決まったようにして太陽が昇り、日が沈むと月や星が輝く世界とは違うのでしょうね~
私の声や花の香りが届くのかな~
そうそう、お洒落なんかもできるのかな~
まだ私はしなければならないことが沢山あってお母さんのもとには行けませんが、いずれ会いにいくので、その時にはお洒落な姿でいてくださいね。
子供達は変わらず元気で、全員で夕食が取れないくらいに忙しくしています。
そして昨日、もえのパールネックレスを仕入先から買いました。
社会人になり女性の身だしなみとして必要ですからね。
次は振袖だけど、素敵な柄を見立ててやらないと思うと少しプレッシーで・・・・・
決まったら一番にお母さんに報告するから楽しみにしていてくださいね。
他は変わりないかな~
今日は衆議院選挙の投票日で、生まれて初めてカズが投票してきたみたいですよ・・・・・
選挙の意味が解っているのか心配ですが、この選挙で過ごしやすい優しい国に変わることを誰もが期待しているところです。
我が家はいっちゃんが中心となって頑張ってくれているので、どうか心配しないで私達を見守っていてください。
最後にお母さんの写真をアップしてしまいましたが、怒らないでおいてくださいね。
それじゃ・・・さようなら。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






