竹に寅のタペストリー・そして或るお弁当屋さんの話

今日は勇ましい写真から・・・

 

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写真の正面に陣取っているのは「竹に寅」のタペストリー。

平成22年の干支にちなんで作られた商品です。(¥13、650 麻100%・120㎝丈) 

 

毎日忙しい生活を送っていると今年の干支が何であったか、そして来年が何の干支であるかが気付かずに過ごしている方も少なくはなのでは・・・

 

秋の深まりと共に、来年の干支飾りを考え始める時が来たのかもしれませんね。

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今日の記事を干支に関することを書こうかと思っていたのですが、写真にある小さな商品を紹介してみることにしました。

 

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私の店では和の室内香を長年に渡り取り扱っているのですが、関連商品として香炉(お香を焚く入れ物)も取り上げてあります。

 

そんな今日新しい商品が入荷いたしました。

それが上に写真です。

 

石川県出身の小宮山美恵さんが作られた陶芸の香炉で、ロウソクを焚いて小さな明かりとしてもお使えになれるリラクゼーショングッズです。

 

疲れた体をこのようなグッズでお香を焚いたら気持ちが癒されるのではないでしょうか・・・

それにお部屋のインテリとしても素敵だと思います。

 

お値段は小さな形が¥3、990

大きいサイズが¥7、140です。

 

 

この投稿を始めた頃に、一本の電話が入りました。

それは毎日昼のお弁当を届けてくれている会社の関係者からの電話でした。

 

実は10年近くお付き合いをしていた弁当屋さんが、今週の土曜日で廃業することの通達がコピー用紙に数日前に届けられていました。

そして、その後の業務を金沢市の或るお弁当屋さんに引き継ぐことになったので宜しくお願いしたいとの内容文でした。

 

その連絡を頂いたのが今週の火曜日だったと思います。

 

突然のことで、景気低迷の中で経営が思わしくなかったのかな~

それにしても内部で何があったのだろうか・・・

他に選択肢はなかったのかと、経営者の立場でこの事態を考えていました。

 

すると先程、引き継いだはずの弁当屋さんから電話があり、配達のエリアから外れるのでお弁当を届けることが出来ないというのです。

 

廃業通告も突然でしたが、仕事を引き継いだ会社も何を基準にしてサービスを提供しようとしているのか・・・

いずれもお客様のことを考えての判断とは思えませんでした。

 

一食、何百円の仕事かもしれませんが、情けない話ではありませんか・・・・・

 

廃業されるお弁当屋さんと、その仕事を請け負うお弁当屋さんの間で、どのような話になっているのかを、私がかまうべきものではありません。

 

が、しかし、経済が厳しい中でも、手探りで企業努力している小さい商売屋さんがいっぱいいます。

私はその姿を見て教えられることも沢山あります。

 

そのような中で、このお弁当屋さんが時代の荒波に呑みこまれてしまっているようで、「あなたもか~・・・」という感じで寂しさを取り払うことが出来ませんでした。

 

水面下で急展開があったのかもしれませんが、商売はお客様に満足を提供して成り立つものです。

ピンチをチャンスに変える企業努力が求められているのがこの時代。

現実は甘くはありませんが、そのような心掛けがないとお客様は支持してくださいません。

 

双方の対応を知らされて、正直ガッカリ致しましたね~

 

おせっかいだったかもしれませんが、サービスを提供する立場で受話器を持つ相手に話をしていた私でした。

 

たかが弁当かもしれないが、厳しい社会情勢の中で良い結果を導き出して欲しいと願う私です。

 

このようなケースは私の仕事の中にでもありえる話で電話を切ってから、しばらく考えさせられていました。

 

アメリカから妹が戻って来たみたいです。

記事が中途半端になりましたが、今日はこれにて・・・。

 

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