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夕方から石川県和装振興会といって石川県の着物専門店さんなどが集まり会議がありました。
議案は「加賀友禅ファンクラブ設立について」(仮称)
前回の会合を欠席したもので、私には降って湧いた話です。
店を早めに閉めてその会議に出向いてみると、仕掛け人は金沢市産業局。
その場に同席して話し合いが進められました。
加賀友禅の低迷を危惧した行政が、新しい取り組みとして加賀友禅のファンクラブのようなものを作るにあたり、会員を募るなど加賀友禅の理解を深まるための活動に石川県和装振興会のメンバーの力を貸して欲しいというのです。
私にはその目的と活動がよく解りませんでした。
だってそれぞれの専門店さんが、加賀友禅を育てるために、大変な努力をしてきました。
そして、金沢の中心地に位置する専門店さんは、他店との差別化を加賀友禅で作り上げてきたこともあります。
行政がファンクラブという名で一般人の会員さんを集めることができるでしょうか・・・
それに、魅力的な運営を図ることも・・・
今日の話しでは、とても疑問に感じました。
メンバーからもいろんな意見が出され、後日、修正案が出されるこのことですが、この話は加賀友禅作家さん無しでは形になるものではありません。
少なくとも私はそう考えています。
作家さんと消費者との接点をあまりの望まない専門店さん、
和装振興会抜きではこの事業を薦められない行政側、
それぞれの思惑が重なり、実りのある事業に進化しすることを願うばかりです。
そして、行政と共に考えることができるまでになった私達の会にも敬意を表したいものです。
それにしてもみんな一生懸命。
何か行動を起こすってエネルギーがいることですが、行政にも仲間がると思うと心強いです。
そして、またもや新しい看板が立ちました。
現在準備を進めている「お値打ちの会」の告知看板です。
私の店は国道沿いにあり、人が店の前を歩くような立地にあるっ訳ではありません。
通るのは車ばかり・・・
だからイメージ看板では目に留めていただくことができません。
催事のタイトルと期間が判る看板を作ってみましたが、効果が出るでしょうか・・・
本番まであと二日間。
体力を温存して頑張るぞ~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






