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ただ今京都出張から戻ってきたところです。
8月の京都は大きな催事をする会社もなく、同業者はほんのわずかしか京都に入っていなかったようです。
言葉は適当ではないかもしれないが、夏休みって感じで秋のスタートに備えている感じかな~
しかし私が朝一番にお伺いした会社は、開店前から順番を付いている人の列。
私と同じような小売店さんが全国から集まっていました。
目的は新作の「古布木目込み人形のお雛様」が本日発表になることから、買い付けに来ているんですね~
午前9時、展示会場の扉が開くと、待ちかねていた人達はいっきに会場へ・・・
お人形の前には次から次へと御売約の札が置かれて行きます。
ここでのお雛様は、昔の着物生地から着せ付けをした木目込み人形であることから、現品を見て仕入れをしたいと思っている人ばかりで、それはもう、熱気に溢れていました。
お人形の前で迷っていると、横から御売約の札が置かれたりして、唖然とさせられることも・・・
そうした状況の中でのお人形選びは着物と違い「スピードと感」が必要になります。
ド真剣になって選んでみると、当初予定していた仕入れ金額を遥かに超えていて、何度も見直しをしても選んだ品に愛情が移ってしまっていて、変更することができませんでした。
こうなれば、後は頑張るしかありません。
今年の12月9日頃から一週間、「木目込み雛人形展」を店内で開催致します。
どうか御期待下さい。
夏真っ盛りというのに、来年春の商材を今から仕入れるなんて・・・なんと気の早いことでしょう。
難しい時代になりましたが、これが仕入れというものです。
とても珍しい品なので、どうか期待していてください。
ようやく帰りの途に付けたこともあり、帰りの電車の中はお疲れモード。
うたた寝をしていると、車内販売のお姉さんの声に目が覚め、通り過ぎたお姉さんを呼びよせ「富山のます寿し」を買っていました。
毎日食事のことで負担を掛けている娘に、明日の朝ご飯になればと思っての事です。
少しぐらい楽をさせてやらなとね・・・。
ということで、今日を終わることにします。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






