◆
3連休の中日となった日曜日、青空が広がり行楽日となりましたが夏日が治まることはありません。
店にお越しになられるお客様は皆半袖で、近くにある秋が遠いことを感じさせます。
いつになったら涼しくなるのですょうか?
気候と合わない売り場を眺めながら、新しい店作りと、店のファン作りに知恵を絞る一日でした。
そこに登場するのがこの「お福さん」です。
ふっくらした顔立ちから「福の神」と称されるところがあり、商店では商売繁盛・千客万来、家庭では家内安全の意味を持つ縁起物とされています。
今日はこの商品を紹介してみようかと思います。
昔に比べると商売やライフスタイルが欧米化していて、レトロな感じを持つ方が少なくないかもしれませんが、眺めるだけで心が癒されます。
ここに紹介するのは古ちりめんの木目込み人形で、グリーンの羽織をはおりご挨拶をするポーズ。
「お忙しい中、ようこそお越しくださいました」
店の女将がセンスを前にして深く頭を下げようとしています。
私にはその姿が商売の原点となって映ります。
売り場を見まわしていた時に、このお福さんと目が合い紹介してみました。
人の心をほぐす古ちりめんの木目込み人形、この秋新しく登場致しました。
人形の大きさは巾11×奥11×高さ13㎝・塗台は巾21×奥18㎝。
お値段は¥39、900の品です。
話しを戻しますが、これから先の店のあり方を考えた時に、私自身に「きものコーディネーター」という肩書を付けたら可笑しいでしょうか?
突拍子もないことを言い始めたように思われるかもしれませんが、店の特徴をより一層絞り込み、おしゃれな装いをアドバイスできる店にしていきたいんですね~
そのことを明確化する意味でも、自分にプレッシャーかけて、物売りから一歩お客様に近づける立場でアドバイザー的なきもの相談の窓口を広げることが出来ないものかと思案しています。
馴染みのお客様は私の役割をよく理解してくださってくれていますが、この関わり合いを表に出して形にしてみてもいいのではないか・・・。
私はおしゃてな着物コーディネートが根っから好きで、この仕事に憧れを持っています。
勿論、いろんな勉強をして行かなくてはならないことも承知していますが、着物をよく知らない地域の方々に対して、相談できる場があってもいいのではないかと考えてのことです。
無形のサービスを表に出したい、そんな想いからキャッチコピーを探している訳ですが、皆さんのご意見もお聞かせいただけないでしょうか・・・
もっともっと着物愛好家の近くに立ちたい。
それが私の願いです。
秋の神無月展は、刺繍の着物や帯を紹介出来ればと考えています。
(アップした画像は刺繍の附け下げです)
気ぜわしさの中で案内状は白紙の状態で、ようやく落ち着いて考えられる時が来ました。
構想を形にする作業に入り、店の特徴を出すために何をなすべきかを真剣の考え始めた私です。
まとまりのない記事になったかもしれませんが、これで今日を閉じることに致します。
では、お休みなさい。