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私なりに取り組んできた「神無月の会」が今日で終わりました。
毎回同じ事を言っているかもしれませんが、プレッシャーから解放されホットしています。
この4日間を振り返ると、反省すべき点も少なくありませんでしたが、多くの人に店を覗いていただけたことを嬉しく思っているしだいです。
そして始めて出会ったお客様とのご縁が、今後どのように繋がって行くかが、この店の大きな課題です。
私としては、今後も和物の面白さと素晴らしさを伝え続けられる店でありたい。
とは言っても、現実は夢物語のようになりがち。
今回も私の思いとは距離がありましたが、それでも諦めない「願いのような信念」を持つことが、新しい道を切り開いていくものだと考えています。
だって、そのことが命をもらって与えられた私の役割だと捉えているからです。
長年私を支えてくれていた妻がいなくなり、切望の淵に立たされたこともありましたが、「願い」が、そして「お客様の笑顔」が、力を貸してくれた仕入れ先も含め店のスタッフがいたからこそ、今に至っていることを改めて感じています。
そては、「ありがとうございます」の一言につきるものです。
仕事というものは浮き沈みの激しい長距離ランナーみたいなもの。
いい時なんで、ほんのわずか。
それに一人では相撲が取れないことも忘れてはいけません。
自分を信じて努力することが、いずれは大きな力になる。
そんことを言い聞かせています。
だから諦めない。
だから夢を追い続ける人間になりたい。
ゆっくり流れる時間を受け止めながら、振り返る私です。
古布で作られたちりめん細工、「兎夫婦のお正月」です。
大きな耳までの高さは約27㎝あるもので、存在感があります。
それに振袖を着たお嫁さんが可愛いでしょ・・・。
11月22日のいい夫婦の日を含め、お正月飾りや、おひな様飾りとして、華を添えてくれるのではないでしょうか。
それに来年の干支飾りにもなりますしね。
明日は展示会の後始末。
もうひと頑張りしないといけません。
終わりがないこの仕事、幸せに思わなくてはなりませんね。
それでは皆さんお休みなさい。