一枚の着物で季節感を出すコーディネート・主婦になりきれない親父

店内の照明を落とし静かな時間に包まれています。

 

仕事のこと、家庭のこと、ここ数日間を振り返りながら、あれこれ処理を済ませなくてはならないことがたくさんあって、疲れきっている自分がいることに気づかされています。

 

ゆっくりと過ごす時間が欲しいな~

そんな心境で記事を書いているところです。

 

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気持ちを切り替えて、格子柄の紬を帯を変えてコーディネートしてみました。

リーズナブルな価格帯の品でもあり、ご満足いただけるか判りませんが最後までお付き合いください。

 

提案は秋冬の装いと春の装いです。

 

 

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最初にこの時期の着物としてベージュ地の着物に、深い色使いの音符柄の帯を合わせてみました。

 

街着になりますが、それだけに遊びのある模様で楽しみたいものです。

着物地が薄くても、これくらいの色の帯を向かわすことで、寒い季節にマッチして素敵な感じになるでしょ・・・

 

 

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前はこのような感じで、帯締め帯揚げも濃い色でコーディネートしてみました。

深い色が重なることで、防寒になるような気がします。

 

 

そして春の訪れと共に、帯の色を変えることで春物になるから不思議です。

 

 

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春の緑をベースにした絞り染めの帯を合わせてみました。

模様も小花にトンボでメルヘンタッチで、春の訪れを感じさせてくれます。

 

 

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帯締め帯揚げも明るい色にしてみました。

 

着物に乗る色が浅いと、柔らかな感じの春になって見えるから不思議です。

こうして一枚の着物で帯を変えて楽しむ面白さが和装にあるから面白いのではないでしょうか・・・。

 

上手に説明ができませんだしたが、私が伝えたい感覚が少しでも理解していただければ幸せに思います。

 

 

ところで一夜明けた我が家は落ち着きを戻し、店に出る前に義理の兄の様態を見に行ってきました。

洗面所で顔を洗うところだったみたいで、随分回復している様子でした。

(無理して強がっていたのかも・・・)

 

考えてみると不思議な関係です。

 

だって身の回りの世話といいましょうか、看病する人がいないという現実、それに加えて様態を見に行く人が中年の親父では何の役にもたちません。

 

お互いに主婦がいないということは、なんと寂しいことか・・・

身を持って感じた次第です。

 

こんな時にお母さんがいたならどうしていたかな~

波風が立った時には、このようにして考えるようにしていますが、仕事のこと以外は、お母さんの代役にはほど遠い親父でしかありません。

 

細かいところに気が付かないんですね~

 

明日は妻の月命日です。

最近の出来事を報告すると共に、兄の病気が一日でも早く良くなるように、力を貸してもらいたいと思っています。

 

五日間の催事を終え、取りあえずは一安心。

次は急ぎ物の仕立て物の段取りです。

 

次から次と波のように押し寄せてくる仕事に呑みこまれてしまっていますが、焦せることなく速やかに事を進めるようにと自分に言い聞かせている私です。

 

それでは、今日はこのあたりで終わらせてもらいます。

では・・・

お休みなさい。

  

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