昨夜は仕事のことを忘れて、有意義に過ごすことができた時間でしたが、仕事は趣味の世界とは違います。
売り場に立つと、次から次へと処理しなければならないことが待ちかねていて、気楽さとは無縁のものです。
涙市に向けてのお客様への対応、展示会の会場準備、商品のプライスダウンの価格表示など、21日(金)からの涙市に向かってレールがひかれていて、その上を開催日に向って足を踏み出しているのですが、その渦中にいる、私の頭の中はいつも交通渋滞。
店舗がある以上は、段取り良く事が運ぶものではありません。
地域に存在する店としていろんな方がお越しになられますが、優先されることは「お客様ファースト」。
水面下の仕事が進まないことは承知していて、ゆとりを持ちながらも根気よく動き回る一日だったかもしれません。
その意味では、昨夜のマージャンはプラス効果になったようです。
こちらの黒地の流水柄の帯は、夏のフォーマル着に合わせる夏向きの袋帯です。
模様の背景に曲線を描く白っぽい線が浮かみ上がり、涼し気な帯であることが見て取れるかと思います。
夏物になると、着物も帯も薄地の物が多く、黒地って意外と少ないことをお感じではないでしょうか?
特にフォーマルに合わせる帯になると、清潔感のある白っぽいものばかりで、着物を着たときの全体像が締まりがないとご不満を持たれている方には、魅力的な帯といえるかもしれません。
黒地の帯は装いを個性的にしますが、模様の流水が柔らかさを引き出していて、絽の附下や訪問着に合わせるとセンスが光ることでしょう。
腹にも流水の模様が描かれていて、背景の涼し気な曲線は露芝模様になります。
夏帯らしさとおしゃれ感があり、年代幅も広いのではないでしょうか。
こちらの夏袋帯を「涙市」に出品したいと考えていまして、割引価格は税込価格¥97.200となるものです。
興味をお持ちでしたらご自身の目で確かめてみてください。
涙市にはこれ以外にも夏帯を多く出す予定でおりますので、前情報として心に留めておいていただけると嬉しく思います。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






