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店は私一人で、来客も多くて忙しい一日になりました。
今年も残すところあと二日ですが、年内に終わらせたいことが沢山あって、これからが体力勝負って感じです。
残された時間の中で、店内の飾り付けも含め2011年をどのような形でスタートするかが大きな課題です。
特に初売りの演出には人一倍気を使っていて、楽しみながら和のしつらえを考えているところです。
ここのアップした品もその一つで、ちりめん細工でまとめてみました。
骨董品的な御膳を使って、手前に朱塗りの器を起き、その中に或る方から譲り受けた夫婦雪うさぎと季節の花である枝付きの椿を・・・
低い面に対して、高さのある松に鶴亀の細工物を添えボリュームを出してみました。
2011年、卯年のお正月らしくなったではありませんか・・・。
これはほんの一つですが、これから売り場の至る所に私が考えたストーリーが商品ディスプレーになって並びます。
私の自己満足、だけど楽しい時間です。
この作業は年末ギリギリまで続くことでしょう。
そして、この仕事がお客様を迎えるための、店の流儀です。
ここで、1月号の「あ・うん」に、この一年を締めくくる意味で、簡単なご挨拶文を書いてみました。
ネットでも沢山の人から応援をいただいているので、その文をここにアップしてみます。
「ありがとうございました」
異常気象とも言われた2010年を振り返ると、政治経済に対する閉塞感が庶民生活や企業経営に疲れというものを引き寄せた一年ではなかったでしょうか。
「皆一生懸命なのに何も変わらない」。
この現実は和装業界にも言えることで、多様化しているライフスタイルに戸惑いを感じている昨今です。
本当に「ありがとうございました」
これからも、今まで以上に和の商材にこだわり、素敵な提案ができるよう創意工夫を忘れないようにし、日本文化と向き合っていきたいと考えています。
どうか、2011年も温かな目で見守って頂ける事を願いつつも、気軽に相談を頂けることを待ち望む私です。
尚、来年も年賀状をご遠慮させていただきます。
どうか皆様方のご発展をお祈り申し上げ、この一年のお礼の気持とさせていただきます。
こうしてブログを続けてこられたのも、応援してくださる皆さんのお蔭です。
心より御礼申し上げます。
これから先も、このペースで続けていきたいと考えているので、温かな目でお付き合いできればと考えています。
重ねて申しますが、「本当にありがとうございました」
明日は今年最後のゴミ出しの日です。
これから出せるゴミがないかを確かめ、明日の朝に備えておきたいと思います。
長女がいないと、家庭の仕事も増えるが、しばらくの辛抱です。
それでは、お休みなさい。