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毎日暗いニュースがテレビなどから伝わってきて気分も湿りがちになりませんか?
店の来客も少なく、背伸びをして平常心を保ちながら仕事をしているところに仕立てのトラブル。
お客様から注文をいただいていた雨コートが仕上がったまではよかったのですが、素材が良くなかったのか、仕上がりのまずさに唖然・・・。
月初めに着物をお召しになるとのことで、その時にあわせて雨コートをご準備してくださったのに・・・
どうしょう・・・。
馴染みのお客様で、私を信頼してくださっている方です。
このまま納める訳にはまいりません。
しばらく考えてから正直にお話しすることにしました。
ご理解をいただき、改めて違う品で選んでいただくことになりましたが、ガックリと気落ちしてしまいました。
お客様にはご迷惑をかけるし、仕立て屋さんを責める訳にもいかないし、納められなくなった雨コートのこともあるし、やり場のない怒りに、しばらくブルーになっていた私です。
こんな暇な月に起きて欲しくなかった出来事。
私の油断が呼び寄せた失敗だと、反省しているところです。
そんな訳で、今日は「お願い狸」を登場させました。(信楽焼で、¥9、240の品です。)
一緒にお地蔵さんまでも・・・
重苦しい空気は2月までにしてください。
3月には明るいニュースが飛び交うようにと、彼らにお願いしているところです。
狸さんの目がとっても可愛くて癒されています。
ところで、ニュージーランド・クライストチャーチの大地震で、被害にあった石川県の方が娘(次女)の高校のクラスメイトの妹であったり、男性の方の実家が店のすぐ近くであったりして、関心を持ってニュースを見ています。
ご家族の気持ちを考えると、私の悩みなんて小さなもの・・・
気持ちを切り替え、3月に望みたいものです。
それでは・・・お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






