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一月は過去にはない大雪で、二月に入ると一度も雪が降らなかったというには、観測史上初めての事であることを娘から聞かされましたが、今年はいつもの年とは何かが違うのかもしれません。
お客様の動きは、いまだに低調ながらも、新規で店を尋ねてくださる方が徐々に増えてきていて、私の店にも春が近づいていることを感じています。
そして三月は、進学の合格発表などで明るい話題が飛び交う時期です。
店としても、お祝いやお別れの贈り物として、魅力的な品揃えを整えておかねばなりません。
今日ここに紹介する品も、新しい生活に役立ててもらいたいと考え揃えてみました。
撫松庵の「和の器」です。
とてもおしゃれでしょ・・・。
自己満足かもしれませんが、「ゆめ桜」の模様がとても気に入っています。
ご飯茶碗・・・¥1、575
茶碗径11㎝・高さ6.5㎝の瀬戸焼です。(色は白と黒の2色)
こちらは昨年も取り上げた陶碗(とうわん)です。
飲み物からデザートまで、自分好みで使える器だと思います。
実は数日前までコーヒーのマグカップとして店で使っていたのですが、テーブルから落として割ってしまいましてね~
手触り、使いやすさ、それに兎さんまでいてくれて、私のお気に入りです。
模様はお茶碗と同じく「ゆめ桜」で、お値段は¥1、575
(碗径9×8.5㎝ 高さ8・5㎝・・・瀬戸焼)
桜の花びらを形取ったピンクの箱も可愛いくて、ギフトに使って頂けると喜ばれるのではないでしょうか・・・。
「入卒を着物で迎えたい」、そんなお考えのお母さんは、そろそろ着物のチェックをしておいてください。
着物や帯、更には重ね衿や帯締め帯揚げなどのコーディネートは大丈夫か・・・
和装小物は揃っているか、・・・
長襦袢の半衿は付いているか・・・
などなど、慣れない作業が付いて回りますが、揃える物の他にも、着物や帯・長襦袢にカビやシミが付いていないか、頑固なシワが入っていないか、長襦袢と着物の寸法が合っているかなど、確認をしておくことがとても大切になります。
過去のケースで、着る前日になってカビが出ていることが判ったり、シワがひどく慌てて相談にお越しになる方もいますが、対応する時間というものがあり、お直しが出来ない場合も考えられます。
そのような事態にならないためにも、お召しになられる二週間ほど前に、チェックをしておきましょう・・・。
(時間にゆとりがあれば、どんなトラブルにも対応が可能だからです)
判らない時には、近隣の呉服店に頼ってみてください。
その時が来たみたいです。
私の店でも気軽に相談を受け付けています。
どうか参考にしてください。
それでは今日はこのへんで終わりにしたいと思います。
皆さん・・・お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







