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雪が降っていることもあり、春を感じるちりめん細工の写真からアップしてみました。
この品を見て春を感じるのは私だけかもしれませんが、心が癒されます。
3月に入って春が離れた感じのお天気になっていて、困惑しているこの頃です。
そして今日は店のスタッフが休みを取っていて私一人。
来客も少ないこともあって、模様替えをしたり情報紙のネタを探したりの一日。
外は雪が降ったり止んだりの繰り返しで、店内の状況を見れば実に平和な時間を過ごしていると言えるのかもしれない。
だけど心は穏やかではありません。
「これでいいのかな~・・・」そんな言葉が心の中でこだましていて、いっこうに収まろうとはしない雪に怒りを向けている籠の鳥。
お天気に負けない店を作らないといけませんね。
模様替えをした売り場の陳列商品の中から、モノトーンの着物コーディネートを紹介したいとおもいます。
きものは白地に濃い墨色で全体を絞りを加えた着物に、紬素材の大きなドット柄の染め帯。
ドット柄の中には絞りをしているように見える疋田鹿子(ひったかのこ)という染め方で表現したものです。
帯地も墨黒で、まさにモノトーンの組み合わせです。
とても小粋でおしゃれでしょ・・・
このコーディネートは年代の幅も広く、40代や50代の方には着物の明るさからお顔も明るくなり、フレッシュな着こなしになることでしょう~
年代が20代から30代になると、モノトーンの色合いが渋くて、それでいて着物に明るさがあることから、モダンさを強調すろことができるのではないでしょうか・・・。
大げさな表現をしてしまいましたが、模様に季節感も無く、色で楽しむという上級者の着こなし方は、誰よりもセンスが問われるだけに、細かなところまで気を配りたいものです。
さて、今日は夕方から友達と遊ぶことがあって、店を早じまいさせていただきます。
帰りが遅くなることが予測されるので、投稿を済ませて出かけることにしました。
ではまた明日お会い致しましょ・・・。
それではさようなら。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







