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卯月展の準備に追われている時に仕入れ先の方が手伝いに来て下さいました。
それも花束を持って。
その花束を渡された時は、一瞬何があったのだろう~
事情が良く掴めませんでした。
すると、「今日は奥さんの誕生日でしたよね~、この花を飾ってあげてください」。
その時始めて、大切な忘れ物をしていたことに気付いた私。
悟られないように取り繕いましたが、今日がお母さんの誕生日だったんです。
すっかり忘れていました。
薄情な夫だと怒っていたことでしょう・・・。
言い訳になりますが、22日からの展示会のことで頭がいっぱいで、忘れていたことを謝ります。
「ゴメン・・・」。
それかたというものは、心の中でひたすら謝っていました。
2年半の歳月が過ぎても、お母さんの存在を忘れていない担当者がいる。
その事に、深く深く感謝したいと思います。
心使いをありがとうごだいました。
皆に愛されていた妻が本当に羨ましく思います。
私の中では49歳のままで止まったままですが、今日で彼女は52歳になりました。
今も元気でいてくれていたら、仕事のことや子供達の将来のことを相談していたことでしょう。
心配事は尽きないものだが、彼のようにこの店のことを心配してくれる仲間がいる。
有難いことです。
これもお母さんのお蔭でしょう。
会が始まるまでいと一日。
準備に試行錯誤していますが、お母さんの分まで頑張りたいと思っているので、どうか応援していてください。
遅くなってしまいましたが、改めて伝えたいことがあります。
「お誕生日おめでとう・・・」
「いまさら・・・」なんて言わないでくださいね。