「命があることが幸せ」そして和を演出する衣桁飾り

  ブログからの出会いで店を尋ねたいという秋田県のお客様が、JRで松任駅までお越しになられる日です。

到着予定が午前9時40分ということで、お迎えに上がることから今日が始まりました。

 

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お客様は、お嬢様にご準備をされた振袖に合った草履とバッグを選びたいという思いがあったのでしょう・・・

振袖と袋帯、帯締め帯揚・重ね衿をキャリーバッグに詰めてお越しになってくださいました。

 

事前にメールで商品を確認していただいていることもあって、店では和やかに過ごしてもらえたのではないかと思います。

 

お昼をご一緒してから金沢にいらっしゃる親戚の方とお会いするとのことで、金沢駅まで送らされもらい、そこでお別れすることとなりました。

 

「S様、この度は大変お世話になりましてありがとうございました。

 これをご縁に何かご用がありましたら気軽にご相談をください。」

 

これまで県外からのご訪問は何度かありましたが、今回のような遠い距離の方は初めてで、店の歴史に残ることでしょう。

重ねてお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

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えどちりの着物(復刻品)の衣桁飾りが店に届き、ここにアップしてみました。

高さが30㎝あり、なかなか存在感のある飾り物です。

 

お値段は¥18、900で、こちらの「花に柴垣」と、紅色の「鹿子桜」を揃えました。

 

衣桁飾りで玄関やお部屋を「和の演出」をしてみてください。

必ず癒されると思いますよ・・・。

 

 

二日前のことです。

長年お付き合いをさせていただいているお客様の先方で、冗談を交わし店に戻った後に、取り返しのできない事故で命を亡くされましてね~

交通事故です。

 

翌日の朝刊で知ることとなり、狐に化かされたみたいで信じることができませんでした。

 

その方のお通夜に行ってきたところですが、元気な姿を知っているだけに命の儚さを感じてなりません。

 

日々変わりない生活を送っていると、命があることを感謝することなどほとんどなく、仕事や家族のことで頭の中はいっぱい。

それも気に病む事ばかり。

それでも、人生ゲームをしているかのように一つ一つが過ぎて行きます。

 

考えてみると、自分の命がいつの時に、どのような状態で止まるのか誰も知ることが出来ません。

 

仮に私の命が明日止まったとしたら、つまらない日々の苦しみから逃れることが出来ても、家族の成長を確かめることや、美味しい物を口にすることも出来ないし、このブログも二度と投稿で出来ません。

 

つまり考えることも動くことも、何も出来なくなる事です。

全てが止まり、姿が消えてしまう事です。

 

それがいつの日なのか、考えても仕方のないことを考えてしまいますが、同時に、今を大切にすることが、いかに大事なことであるかを教えてもらった気がします。

 

難しい次元の話になり、言葉にすることが出来なくなって来ました。

ご免なさい。

 

「命があることが幸せ・・・」そのように解釈すればいいのかな・・・。

 

それでは、今日一日に感謝です。

お休みなさい。

 

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