今日はとても穏やかな小春日和で咲き始めた桜並木が綺麗です。
この道は私の店へと続く道で、この時期はいつも心豊かにしてくれます。
世の中は忙しく動いていますが、このような自然を見ていると時間が止まったような感じがして、しばらくの間、花見を楽しむ私でした。
京都で選んだきた商品が入荷してきて、今日はその中から希少価値の高いちりめん細工の作品を紹介してみます。
これがその商品で、額に入った古布の押絵です。
その特徴はベースになっているモスグリーン生地が江戸ちりめんなんですよ・・・・・
近年の古布ブームで昔の着物が少なくなっていて、中でも江戸ちりめんとなると高価な価格で売買されている現状があります。
同じものを作れないから仕方がありませんが、いずれ市場から姿を消すことも考えられるだけに希少価値の高い生地として捉えられています。
その生地が25㎝×35㎝の額の中に貼られていて、鶴や梅などの模様が入った着物生地の上に童の押絵をしています。です。
写真を大きくしてみました。
この童も古布使用になりますが、着物柄も落ち着いていて味があります。
それになんといっても顔の表情が優しくて、今にも動き出しそうな仕上がりに一目ぼれしてしまいました。
創られた方の技を感じる作品ではないでしょうか・・・・・
ちなみに世界に一つしかないこの商品のお値段は¥32、550です。
ところでしばらく緊張が続いたせいか午後から眠くってしかたがありません。
プロ野球も始まったことだし、今日の記事はこれくらいにして、家でゆっくりしようと思います。
それではお休みなさい・・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







