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朝から雷が鳴り響き大荒れの天気。
時折あられも降り、冬将軍の到来を予感させる一日でした。
こんな日は気持ちが沈むんだな~
それに日が暮れるのも早いし寂しくなります。
さて、今日は来年1月1日から価格改正になる「お香」の話しです。
和雑貨の品揃えの中に「お香や匂い袋」がありますが、この度、原料の値上がりにより販売価格が引き上げられます。
ここまでのことは、数か月前から聞いていて理解していました。
ところが、送られてきたパンフレットの価格を見て、一番人気の「堀川」というお香が2倍の価格になっているではありませんか・・・。
これにはビックリ・・・
渦巻型10枚入り ¥1、575 → ¥2、940
渦巻型徳用品60枚入 ¥7、875 → ¥14、700
スティック型20本入り ¥725 → ¥1、050
スティック型80本入り ¥1、575 → ¥3、150
この価格は「堀川」という商品になりますが、他も驚くほど値上がりします。
メーカーに もの申したい気持ちでいっぱいなんですが、こればかりは従わねばなりません。
愛用者も多いことから、お客様にはまとめ買いをお勧めしているところです。
皆さんの中にもご愛用者がいらっしやるのではないでしょうか。
値上がりする前に買いだめ・・・
悪い話ではないと思いうので、参考にしてください。
今週に入り京都の仕入れ先が順番に店に寄ってくれていますが、どこのお店も苦戦していることを知らされています。
みんな着物のおしゃれを忘れてしまったのでしょうか・・・
それともおしゃれをしたいのに、おしゃれを提案する店がないのでしょうか・・・
考えさせられています。
店に顔を出してくれた担当者の話しです。
この時期になると、クリスマス柄を見せて欲しいとの相談をいただくそうなんですが、対応できる商材がなくて困っているというのです。
遊び心のある商材が充分あった3・4年前と比較すると、大胆な模様が作れなくなっていることを話していました。
リスクがともなう模様を避けようになっているということかもしてませんね。
それと、事あるごとに記事にしていますが、業界から離れて行く人が増えていることから、いいものが作れなくなっていることもその背景にあるようです。
作り手の環境も、きもの専門店の環境も小さくなっていて、きもの愛好家の心を動かせなくなっているのかも・・・
どのような仕事も同じだと思いますが、夢を諦めないで努力を惜しまないようにしないといけませんね。
その意味ではここが正念場のようです。
それでは今日はこの辺で終わらせていただきます。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







