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朝起きてしばらくすると鼻水が流れ、クシャミすることもしばしばあってティシュを離せません。
認めたくありませんが、どうも花粉症みたいです。
症状が軽いので助かっていますが、鼻水には少し手をやいています。
それでは今日の投稿です。
今日の話題はこの写真の帽子です。
凄く上手に描かれていて、上質なおしゃれを予感させる帽子ではないでしょうか・・・。
これはね、私が注文した帯で今朝店に届いたものです。
仕上がりを待ちこがれていたこともあり、荷物を広げた時は嬉しくてね~
季節はまだ早いのですが、抑えきれないワクワク感から着物とコーディネートが始まりました。
こちらの帯は単衣時期から盛夏に合わせる帯で、まずは裏地が付かない単衣用の無地風小紋。
リボンのブルーを意識してコーディネートしてみました。
とてもいい感じです。
次に盛夏のお召しに・・・
いずれも着物も無地っぽいだけに、帯の柄が立体的に浮き出て素敵な装うになります。
特にリボンが面白い。
これは刺繍で帽子を描いたことで奥行きのある模様になったのではないかと思います。
この不思議さに私は一目ぼれしてしまいました。
気になる前の模様は、
このような柄が刺繍されています。
片方は虫取りの網です。
もう片方はひまわり。
これまでの着物にある古典柄とはまったく違って、新しい時代のおしゃれな感性は身につける貴女を異次元の世界へと連れ出してくれることでしょう・・・。
着物が面白い、着ることが楽しい、そしてこの帯を目にした人たちは驚きの眼差しで笑みをこぼすことでしょう・・・
ここに、おしゃれが存在するのだと思います。
店頭に出すにはまだ早い帯ですが、この感覚が解るお客様にはひと足先にお薦めしたいと考えていて、お嫁入りが決まると二度とご紹介できなくなるかもしれないと思いアップさせていただきました。
お値段は十万円代後半の価格となります。
今日はまれに見る暖かさで、一週間前まで雪が降っていたことが嘘みたいな日でした。
明日は再び寒気が入り込むようなことを聞いていますが、季節が大きく変わろうとしています。
それに月も変わることから、新しい店作りが望まれます。
さて、どうしょう・・・。
季節と共にカメレオンみたいに変化する店は、しばらく慌ただしくなることでしょう。
それでは、これにて今日を閉じることに致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







