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新しい和雑貨の商品が入荷していて、その記事を書いてみたい心境でいますが、ここはこらえて、今回の「神無月の会」の心臓となる商品を少し紹介したいと思います。
この会では「貴女をエレガンスに・・・!」をテーマに「刺繍の着物と帯」をクローズアップ致します。
着物では附け下げや小紋、帯も刺繍の名古屋帯や袋帯を揃え、おしゃれな装いを提案したいと考えているところです。
例えばこちらの着物です。
大きなドット柄の小紋ですが、ドットの模様はすべて刺繍を入れたもので、濃い墨色系の地色に大人の香を感じさせる着物です。
色が重たく当たることから、シルバー系の小紋柄の染め帯を合わせて装いに強弱を付けてみました。
そして帯〆にゴールド系の色を持ってきて帯揚は金と銀の刺繍をあしらった白。
静かな色合いのコーディネートではありますが、とても上品でエレガンスな女性を演出してくれることでしょう・・・
おしゃれですね~
次のコーディネートしたのはクリスマスを意識して、トナカイの帯を紬の無地に合わせてみました。
写真がハレーションを起こしてしまって、着物が白っぽく見えますが柔らかい黄色系の紬です。
この帯も刺繍で模様を浮き上がらせたもので、色を多く使っていないところに大人の魅力を感じます。
クリスマスコーディネートを意識して、クリスマスツリーの帯留を使ってみました。
そして帯留を通す紐には、クリスマスカラ―の赤系を使い、帯揚は雪をイメージした模様に・・・
帯留で前の柄が隠れてしまいましたが、帯の模様を少しずらしてもいいかもしれませんね。
例えばこんな感じで・・・
こんな感じでクリスマスを演出してみてください。
気軽に着れる紬がこんな感じで楽しめるなんて、とても素敵でしょ・・・
他にもいろんな刺繍の着物や帯を揃えご紹介したいと考えていますが、「其の一」としてエレガンスな着物と帯をクローズアップ致します。
「其の二」も会が始まるまでにはご紹介したいと考えているので楽しみにしていてください。
こうして設計図を書いた「神無月の会」が、徐々に形を現して来ました。
その準備に気ぜわしくしていて、明日は売り場を広げ畳を入れたいと考えているところです。
毎日が健全燃焼。
最後に皆さんに「お休みなさい」の一言を書き終えると、これで今日が終わったとホット致します。
そして陽が昇ると、再び緊張の糸が張ります。
この繰り返しですが、この店が成長していることを信じたいものです。
それでは、最後のご挨拶です。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







