午後から着付け教室が予定されていたもので、大急ぎで展示会の後始末をすることとなりました。
娘と二人でその段取りに追われて疲れを感じているところです。
毎日が慌ただしく過ぎて行ってゆっくりできる時間が欲しいと思いますが、今週の日曜日は当店が主催するきものパーティーを控えてまして、その準備に入らなくてはなりません。
気分転換を図りたいところですが、全てが私が選択したことなので頑張らなくてはならないと思っているところです。
ところでコロナ禍以降、店の特徴を創り出していて和雑貨関係の仕入れ先が物作りに消極的になっていまして新しい商品を作り出すことが少なくなっています。
それがコロナ禍が治まりはじめると、全国から観光客が日本へ訪れるようになり、人気の観光地は海外からの観光客で溢れていて、そのマーケットをあてにして物作りを始めている先が目に付くようになり始めました。
私としては、もっと店で取り扱える品を作って欲しいと思っていますが、材料費の高騰もありまして投資がしにくいところがあるようです。
コロナ禍、アフターコロナ、物価の高騰などなど、どれも一つの時代の変化かと思ってますが、その変化をどう受け止めていいのかがよく分かりません。
この仕事をしているから気づかされることで、「日本の和」というものが違った形で生まれ変わろうとしているとしたら、和雑貨の分野でも何か新しいことを考えないといけないのでしょう。
そのヒントが何処にあるのかと探し続けていますが、凝り固まった頭脳だけに道は遠いのかも・・・
だとしても探してみたいです。
今日の午後に「あられ」が建物を叩きつけていましたが、これから北陸は雪が降り始める季節が訪れます。
足元が悪いと、どうしてもきものが遠のいたりしますが、その備えと、お洒落ができる装いが整っていたとしたら着物を着てみたいと思うのではないでしょうか。
【雪の結晶柄柄の染帯で冬を楽しむ】

冬を楽しむコーディネート
ここに雪の結晶柄の染帯で飛び柄小紋をコーディネートしてみました。
まさに季節を楽しむ装いで、新年の装いとして着こなせたら素敵だと思いません。
お客様にこちらの雪の結晶柄の帯をお勧めさせていただくと「冬しか締められない!」と言われてしまいますが。毎年冬は来ますし、冬だから楽しめる帯があってもいいと思えます。
昨日も雪の結晶柄長襦袢で呟きましたが、訪れた季節をまとうというのはお洒落の極みといえるのではなでしょうか。
【防寒草履で冬を楽しむ】

防寒草履
防寒草履と共に冬を楽しめたら格好いいと思います。
参考にしていただけたら幸いです。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







