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私の体調はいっこうに改善されません。
そしてその症状は日替わり定食のように傷みだるさを箇所が違い、悪玉菌が体内を探検しているかのようです。
なのに私は、こんな風邪に屈してなるものかと強がりをみせ、店に出ていましたが、突然身体に異変が。
目まいがして、額から首筋にかけて珠のような汗が流れ、立っていられません。
これにはまいりました。
その症状があったのはお昼前のことです。
仕事も溜まり、焦りは日を追うごとに大きくなるばかりで、いつまでも風邪と仲良くしている訳にはまいりません。
この時点で私の負けです。
ギブアップ宣言を出した私は、近くのクリニックに駆け込み力を借りることに・・・
診察はわずか数分。
「風邪ですね・・・お薬を出しておきます。」
「先生、効き目のある注射なんか使うことはできませんかね~」
「お薬で大丈夫です。」
店に戻り、食後に7錠の薬を飲む私でした。
その後は症状も和らぎ、必死になって案内状を作っていました。
そして表面の卯月展「幸せの扉」の原稿を仕上げることができました。
明日から裏面の構成に入りたいと思っていますが、提案したいものがあり過ぎて、物事を整理するのに、随分時間がかかってしまいました。
それに私の案内状は今時珍しい手書きです。
時代に合っていないという担当者もいますが、これが私の店の展示会。
微熱が引きませんが、一日でも早く仕上げないと・・・
夕方、姿見に映った顔が随分やつれていて驚きました。
気力が戻ったとは言い難いですが、まちがいなく回復に向かっている事だけは確かです。
それではこれにて・・・お休みなさい。