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この写真の話題は後ほどにして、いよいよ今日から卯月展が始まりました。
午前中のお客様の出足を視て、会の滑り出しは上々に思えたのですが、午後から来客が途絶える時間があり、再び夕方からざわざわとする一日。
そして、店を閉めた後には着付け教室へとなだれ込み、気ぜわしくて、記事に集中することができないまま、今日の投稿となりました。
会の初日、私の予想では、もう少し来客があるかと思っていましたが、見込み外れでした。
世の中は、そんなに甘くないですよね~
それとは別に、店の扉を開けてくださった方は、充分楽しんでいただけたのではないかと思っております。
笑い声が響き渡った午前中のことです。
初めてお顔を合わせるお客様同士で着物談議が始まりましてね~
その中には、私も店のスタッフもいましたが、ちょうどその時、お電話で県外から商品の問い合わせがあり、電話を取って受け答えをしていると、店内の大きな笑い声にお電話の声が聴き取りにくくて、何事があったのかと思うほどに和やかな時がありました。
その輪の中には、初めてご来店をいただいた方もいらっしゃって、幸せの扉が開いた瞬間でした。
今日を振り返ると、経営としては褒められるものではありませんでしたが、お客様の笑顔をいっぱいいただいたように思います。
これでいいんです。
お客様と店の関係を深くすることが、この先の未来を豊かにするのではないでしょうか?
明日も豊かな扉が開いて欲しい・・・
焦らなくても結果は付いてくる。
そのように信じております。
職先に無理なお願いをして、卯月展に間に合うように作っていただいた手提げバッグです。
猫と兎の模様ですが、このハイカラさん達、とっても可愛いでしょ・・・
麻素材を染め、その上に着物生地をパッチワークしたこだわりのバッグです。
見てください、こんなにオメカシをした猫さんを持って歩くだけで気持ちがワクワクするのではないでしょうか・・・
手提げ紐を覗いたバッグの大きさは、縦・約30×横・22㎝で、お値段は6,090円です。(裏面は無地)
こちらの色使いはモノトーンの感じですが、渋さと可愛いさが大人の心をくすぐる手提げバッグです。
大島紬をパッチワークした招き猫。
後ろ姿のワンちゃん。
兎さんが踊っています。
マチが7,5㎝ある麻素材で、色は墨黒と茶。
バッグの大きさは縦27×23㎝・・・お値段は4,200円です。(裏面は無地)
これからの季節に持っていただけるとおしゃれでしょうね~
母の日も近いので、プレゼントにお使いになると喜ばれるのではないかな~
どうか参考にしてください。
着付け教室の時間帯に娘が店に覗いてくれたので、パステルカラーの猫のバックを見せると、可愛いと言ってくれましたが、その後の言葉が気になります。
リーズナブルな価格だったから仕入れたことを話すと、「6,090円がリーズナブルなんだ~・・・」
若い女性をターゲットに考えていただけに「シック」でした。
着物や帯を取り扱っていると、若い女性の金銭感覚を理解することができないおじさんになっているのかもしれませんね。
さてさて、どうなることでしょう。
今日の投稿時間まで、そんなに時間がありません。
これで終わりにします。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







