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夕方にお客様が重なりましてね~
世間話をしに遊びに来られたのですが、お客様同士が顔見知りだったもので、時間を忘れて話しこんでしまいましてね~
和やかな時間でしたが、そこに、新たなお客様が来店。
閉店間際の出来事で急に忙しくなった感じでしたが、今日はそこから続きがあります。
長女が体調を悪くし、仕事を早退し自宅で寝ているとのことで、変わって夕食の準備をしなくてはらなくなり、急いで店を閉めて近くのスパーへ・・・
娘に何を食べさせればいいのか迷ってしまい、買い物に手間取ってしまいましね~
こんな時に母親がいると助かりますが、勘で買い物を済ませ自宅へ直行。
幸いにして、娘の容態は軽く安心しましたが、とにかく時間に追いまくられているみたいに時が過ぎ、静かになった店にもどると、初めて一息付くことができた私でした。
残された仕事は今日の投稿です。
この着物は紬地で、単衣用として帯を合わせコーディネートしてみました。
ちょうど今時分に着る、街着としての提案になりますが、味深くて素敵なコーディネートだとは思いませんか?
帯の映像を大きくして映すことを忘れてしまいましたが、単衣時期から盛夏に向けて締めることができる通気性のある素材に、雪持ち銀杏の模様を絞り染めしたこだわりの逸品です。
帯地の墨色が優しく映るのは、この作品を作られた工芸作家「森健持」さんの技かもしれない、そんなことをかんじていますが、こだわりはこの帯だけではありません。
この着物は、糸を染めてから織った純粋な紬なんですが、それだけでは物足りなかったのでしょう。
模様が描かれている箇所を◇で紬糸の色を抜き、その部分に手描きで模様を足しているんですね~
とてこ高度な技に加えて、メルヘンチックなところが実に面白い。
おもちゃのマーチをイメージしているのでしょうか?
木馬やロボット人形に描かれ、心がワクワク飛び跳ねではありませんか・・・
職人の技が光る着物コーディネートで、町へ繰りだしたら、周りの人が注目するでしょうね~
充分な言葉を添えてお伝えすることができませんでしたが、まさにオンリーワンとも言える装いに、満足して頂けることでしょうになることでしょう。
今日も完全燃焼。
疲れが体の表面に出てきたのか、あくびばかりしています。
これにて・・・お休みなさい。