◆
京都出張の折には、和装業界の情報を集めるようにしていますが、この時期、最も関心があるのが浴衣の動きです。
仕入れ先にそのことを尋ねてみると、全国的に浴衣の動きが鈍いとの話でした。
しかし、本格的な盛り上がりはこの7月で、デパートは売り場を広げ、商品量を増やして臨む先もあるとのことで、7月の取り組みが明暗を分けるのではないか・・・、そのような見解でした。
都会のデパートと田舎にある小さなショップと比較するのはどうかと思いますが、チャンスは残っていると考えた私は、夏着物の浴衣提案から、「動」の浴衣に切り替えることにしました。
まずは売り場の模様替えからです。
手を加えたのはウインドーのディスプレーです。
国道に面していることから、目に入る色を部分的に入れ、燃える夏をイメージしてみました。
日陰になっても、赤やオレンジ、水色の色が目に入ることでしょう・・・
他にも戦術を考えていますが、あくまでも品揃えを生かしたヤング層の提案です。
泣いても笑っても勝負はこのひと月、持てる力を一点に集中させ、全力で頑張りたいと思っています。
ところで、大阪にお住まいの方から、祇園祭の期間中に開催される京都での展示会に足を運びたいとのお電話が入りましてね~
このブログで呼びかけてみてよかったと思う瞬間でした。
7月15日(祝)に一日だけ京都に入りますが、その時にお会いできそうです。
何をするにしても、最後の最後まで諦めない。
何度失敗しても、チャンスは訪れる。
大切なことは、へこたれないことなのかもしれませんね。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






