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小さなお棺に入れられた「みそら」が大きな空に帰って行きました。
若い二人には計り知れない悲しみがあったことでしょう。
その痛みを癒したやることができませんが、両親に迷惑をかける前に「みそら」が自ら選択をしたと割り切るしかないのかもしれません。
わずか数時間でしたが、母親の胸の中で温もりを感じることができたことを幸せに思いたい、そんな心境でいます。
そして「みそら」は私たち家族に小さな足跡を残してくれました。
そのことに感謝したいと思っています。
この先はお母さんに任せることにします。
可愛がってやってくださいね。
考えてみると、この世に命をいただいて生きていることが奇跡のように思えてなりません。
数え切れない命のリレーがあって私たちは存在しています。
仕事や人間関係がうまくいかない、体調が悪い、他にも生きていく中で不満に思うことが山とありますが、生きる命をもらえなかった人に比べれば、どんなに幸せなことかと思います。
だけど、健康な身体を持った人には、比較するものが違うのか、命があることに感謝をすることを忘れているのでしょう・・・。
身近で命が絶える瞬間に遭遇した時、その事に気づかされます。
人は目の前に起きた恵みには感謝できるのにね~
身勝手な生き物ですが、せめて命を与えてくれた両親には感謝しないといけませんね。
そんな折、私のブログを見てくださったお客様が、「みそら」にとお花を届けてくださいました。
その心使いに驚きましたが、過去に娘と同じ体験をしたことがあることを聞かされ、いくらかでも勇気付けることができればと思い「みそらママ」に手紙を添えて駆け付けてくれたのです。
ここにも社会に交わった「みそら」の足跡があり、娘の心と身体を安じるぬくもりがありました。
きっと親子ともども喜ぶことでしょう。
そして、若い二人の力になることでしょう・・・
ありがとうございました。
日々勝ち負けの社会に身を置いていて、大切なことに気づかされた一日だったかもしれません。
これも「みそら」のお蔭でしょう・・・ 合掌
命も人の出会いも尊いものです。
目には見えない財産を胸に秘めて、明日からいつもの私に戻りたいと思います。
お決まりの口説きが記事に並ぶかもしれませんが、とうか温かい目で応援してください。
宜しくお願い致します。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






