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大きな花火大会や夏祭りが終わると、膨らんで風船が割れたかのように、来客も少なくなり店の勢いを失います。
昔からニッパ(2月・8月)は消費が低迷する時期と言われています。
それゆえ、新しい一手を秋まで温存し、夏物バーゲンの消化試合になることが常ではないでしょうか?
よく解っています。
夏物が動きが一気に減速し、日常の生活が夏休みモードになることを・・・
しかし、勢いを失った消化試合というものが、私は大嫌いでね~
なにがしか、店内に前向きな取り組みがないと仕事をしていても面白くないだな~
そこで考えたのが、16日から8日間、「秋の単衣もの会」という提案です。
裏地の付かない着物のことで、9月・10月に役立てていただければと思い、取り組みを始めました。
その看板が店頭に立ちました。
おしゃれの提案・秋の単衣もの展です。
この企画を或る仕入れ先に話すと、「春の単衣の会」はどこでもやっているが、「秋の単衣は」は初めてだというのです。
なにげなく、その話を受け止めましたが、数字という次元からは離れて考えると、この店は、いつも生活者に近づきたいという想いが店に反映されているのかもしれません。
その考えは以下のことがらから湧き上がってきます。
もしも、この国が和装と和雑貨の町だったら、この時期は何を必要とするだろう・・・
それも、喜びに溢れる楽しさを考えた時、専門家として何ができるだろう・・・
この二行に尽きるかもしれません。
時代のニーズが刻々と変わっていっても、数字を掴むための店作りとは別の次元で考えたい。
そんな気持ちがいつも働くのです。
今回のミニ催事も、暑さが残る時期のことを考え組み立てた企画で、先に結果をという数字を考えてしまうと踏み出せなかったでしょう~
旅行から戻ってから売り場を構成する予定でいますが、さて、どうなることでしょう・・・。
先日受けた健康診断の結果が判りました。
町の保健センターまで取り行かなければならず、そこで、健康管理と一日の食事の量などについての、勉強会みたいなものがありましてね~
係り員に誘導されるままに講習を受けて来ましたが、そこで驚いたのは、大人か一日に必要とされるな食事の量と栄養のバランスでした。
卵や豆腐・野菜などの模型を使って教えてもらいましたが、思わず「少ねぇ・・・」、少ないという方言ですが、声が出てしまいました。
その一日の摂取量は、私の晩御飯より少ないかもしれません。
私はほとんどお酒は飲みませんが、ご飯も含め口にする量が家族の中で私が一番多く、料理を残したらもったいないとう気持ちが働くんですね~
無知な男の愚かさを知らされたみたいで、考えさせられました。
診断結果は異常無し、メタボリック該当ぜずでホットしていますが、主婦業を勉強したみたいで、少し得した気持ちで戻ってまいりました。
しかし、体にいいことを何一つしていないのに、セーフなんて、正直信じられない話しです。
キット、どんな時にも夢を見ているからでしょう・・・
体の細胞も、私の夢に力を貸してくれているのかもしれませんね。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。