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オンラインショップに載せるための作業が今日も続いていて、頭の中は疲労の渦になっています。
手がけている商品はオンラインショップから最もご注文が多く入るかんざしで、新しく仕入れた商品を中心に映像をカメラに収めます。
可愛い娘たちが最も綺麗に映るよう、移す場所を変えたりしているうちに、動かした商品で売り場がクチャクチャになります。
パソコンに画像を取り込むと、見ていただくために構成が始まる訳ですが、単なる「かんざし1」とか「かんざし2」では商品管理も難しく、品番と名前と付けて行きます。
この作業が最も面倒で、一つ一つかんざしを手にとっては、イメージを広げネーミングを考えるのですが、言葉がなかなか見つからなくてね~
悪戦苦闘しながらも商品名が決まると、次にその商品のセールストークを活字に変えて行きます。
この一連の作業に時間が取られるだけに、暇な時にしか手をつけられないですね~
実を言いますと、ここまでの作業をするのは今回が初めてで、これまでは店のスタップに任せていたのですが、そのスタップが家の事情で辞めたことから、素人同然の私がその後を引き継ぐことに・・・
ある商品を例に取って、その作業の一部分を紹介させていただきます。
おしゃれなかんざし「昭和の紅」 品番:H-13082413
◆税込価格¥5565 サイズ:幅6.5×長さ11.5㎝
アンティークを見事に表現したひと品で、紅色に輝くサンゴ調の玉が古き時代を語りかけているかのようです。
紅玉に添えられたつや消しの羽根のような細工物も魅力的で、侘び寂びの世界を引き出しているのではないでしょうか。
紬などのおしゃれな着物に普段使いで挿して欲しいものです。
このような表現のしかたが見る人の心を捉えるかは、この先の結果を見て考えてみたいと思っていますが、映像と価格、そして興味を引く言葉を添えなければ買い物に繋がらないだけに、演出の難しさがあります。
私には未知の領域でもあり、コツを掴むまでには時間がかかると思いますが、この部門にも力を注いで行きたいと考えているところです。
ところで、いかにも簡単に書いているように思われるかもしれませんが、広がるイメージから言葉を拾い出すって本当に難しくてね~
17点のかんざしに言葉を足しましたが、途中から言葉のブルースみたいに音楽が流れ始め、自分の世界に酔いしれていた感じが致します。
だって惚れこんで店に来てもらった娘だから言葉が湧き上がるのかもしれませんね。
それでは今日はこれでパソコンを閉じ頭を休めたいと思っています。
お休みなさい。