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今日は夜遅くまで来客があったもので、要点を絞って記事にしたいと思います。
秋の深まりにつれ、着物を着る環境が整いは始めたのではないでしょうか?
勿論おしゃれにもこだわってみたいと思うのが女心です。
そこで秋に溶け込むおしゃれな帯を幾つかご紹介してみようかと思います。
こちらの帯は秋草に流水柄の帯になります。
深い紫地に染められた品で素材はちりめん地になります。
柄にボリュームがあることから、柄の少ない附け下げにも合わせていただける帯で、ベージュ系の着物地に合わせると映えるでしょうね~
こちらは塩瀬帯で模様は糸菊柄。
大胆な構図で描かれていますが、色を多く使わず、線一つで表現しているところに、大人の凛とした魅力を感じさせるひと品です、
小紋や紬など無地感覚の着物に合わせると帯が輝くのではないかと思います。
最後に、アケビ柄を紬地に染めた帯になります。
模様は全通と言って模様が切れることがないように染められた帯で、着付けをした時に柄を出す位置を深く考えないで済む名古屋帯です。
ベースの色は茶系で、色柄共に秋を伝える帯と言えるでしょう。
模様と色合いから考えると、紬に合わせると魅力を引き出せるように思いますが、アンティークな小紋にも相性が合うかもしれませんね。
このような季節に合った柄の帯を締めるというのは贅沢なおしゃれです。
しかし季節柄の帯を用意しただけでは、おしゃれが成立した訳ではありません。
肝心なのはトータルコーディネートで、帯〆帯揚げの色の使い方にも気を配っていただけたらと思います。
着る方の感性が求められる訳ですが、色の使い方を間違えると壊れるおしゃれがあるだけに、迷った時には信頼できる展門店で相談してみることも、おしゃれの基本かと考えます。
気候がいい時期に着物でお出かけ、その行為そのものがおしゃれな考え方ですが、一歩踏み込んで季節に溶け込む装いを考えてみるのも楽しいと思いますよ・・・
判りやすく着物とのコーディネートができませんでしたが、参考になるところがあれば取り入れてみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。