心がざわつく9月30日・そして妻との会話

 9月30日は今期の締め日でもあり、お母さんの月命日でもあります。

たいして忙しい訳でもないのに、心がざわつく一日だったかもしれません。

 

閉店時を迎え、そのざわつきも治まり静かな店内でBGMに耳を傾けているところですが、あくびが止まりません。

 

この店を守るために走り続けてきた証なのかも・・・

 

大げさかもしれませんが、現在、店を手伝ってくれているスタップ一人と私でこの店を切り盛りしています。

 

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厳しい時代の中で今日という日を迎えられたのも、ごひいきをいただいているお客様のお蔭だと思いますし、この店を支えてくれている仕入れ先や、いろんな面でサポートをいただいた人達の力があって、この店が存在しているのだと思います。

 

その意味でも感謝申し上げなければなりません。

 

「ありがとうございました。」

 

一人の力なんてチッポケなもので、足りないものも沢山あり、多くの人に助けられて今があることを実感しております。

 

いただいた温かな行為を、この仕事でお返しすることが私の役割で、これからも力を尽くしたいと考えているところです。

 

どうか末永く応援していただければ幸せに思います。

 

 

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一方で力を貸してくれているのがお母さんです。

 

妻が他界してから、5年近く過ぎようとしていますが、いつも変わらない姿で私の心の中にいます。

事あるごとには、ひとり言のように話し、納得できる言葉を探してはうなずく自分がいるから不思議でなりません。

 

不器用な私にはお母さんのような生き方はできませんが、学べることがあれば思い出しながら真似て、仕事や生活に生かすように心掛けています。

 

お母さん・・・

少し変わったかな~

 

夢を追いかけ、何かを手にしたと思えば、片方で、手にしたものがこぼれて行く人生。

結局何も変わっていないのかもしれないが、私らしい生き方なのでしょう・・・

 

あの世でイライラしているかもしれませんが温かな目で見守っていてください。

お願いします。

 

 

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お母さんが始めた店の情報紙「あ・うん」は、今の続いています。

 

今月は162号と163号の二つも構成して、頭が枯れてしまいましたが、「参考になる」との喜びの声は昔と変わっていないので安心ください。

 

10月は神無月の会が控えていてこれからが正念場です。

プレッシャーも大きくなり、心労も増え、根を上げることもありますが、どんな時も私の話し相手でいてください。

 

そして明日は京都出張です。

生前、「売れるものを選んで来て・・・」と、注文をつけていましたが、その言葉を胸に収め仕入れ先を見て歩くつもりです。

 

それではこれで今期を閉じることに致します。

お休みなさい。

 

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