お客様がお選びいただいた木目込み人形と愛情が込められた「リングピロ」

 お客様の承諾を得て、木目込み雛人形展でお選びいただいた品をここにご紹介させていただきます。
 
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この画像がお選びいただいた品ですが、組み合わせのバランスがとても素敵なんですね~
立ち雛と座り雛を組み合わせた木目込み人形に、押絵の金屏風・桧扇(ひおうぎ)を背景に添え、両側にはくす玉飾り・桜と橘のつまみ細工で纏めていただきました。
そべて古布使いの品で、一つ一つ用意されたパーツが品のいい飾り方として心の残ったもので紹介したくなりましてね~
無理を言ってお願いしたものです。

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特に木目込み人形と屏風の押絵の位置関係が見事で、お互いに引き立て合ってところがいいんですね~
その組み合わせのプロセスは、お雛さまをコーディネートするような感じで、お客様と共に楽しませていただきました。
どうか参考にしてください。
 

ここにつまみ細工の話題が出ましたが、数日前にお客様がつまみ細工で作られたリングピロを見せていただきましてね~
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こちらが嫁がれる娘さんのために初めて作ってみたというから、少しウルウルきてしまいました。
つまみ細工を見ていいただきたくて、逆方向から写真を撮りましたが、これを作りたくて専門家のご自宅まで尋ねて行かれたそうです。
母親の想いって凄いですよね~
リングピロとは交換リングを飾る道具みたいなもので、挙式の当日に使われるものです。
こちらの作品では水引の鶴の口ばしにリングが納まられるように作られていいます。
紅白の布地に鶴の水引、とても素敵だと思いませんか?
家族の絆が一針一針縫い付けられ、苦心した作品からはお母様の愛情が漂います。
お嬢様が羨ましく思います。
きっと、お母様の心を受け取ってくれることでしょう~
この店にも、このような商品があってもいいのかと思うところがありますが、お母様の手作りには叶わないでしょう。
こちらもお客様の承諾を得て紹介させていただきました。
話しは変わりますが、昨夜、一流テーラーとしてパリで活躍されている鈴木健次郎さん(37歳)の仕事ぶりをテレビで拝見し心が打たれました。
一着50万まら100万円以上のオーダーメイドのスーツを手がける仕立て師で、そのプロ意識は私とは比較にならない努力家で、その後ろ姿から、物の価値は、お客様に認められてこそ付けられるもので、本物を追求する技に学ぶところがありました。
そんなことを思うと私は薄っぺらい人間だと思わずにはいられませんでしたね~
自分にしか出来ない仕事を見つけ出したい。
一つの憧れですが、それは経験の中からしか生まれないとしたら、甘えてばかりいないで自立しないといけませんよね。
今日は町内の夜回りをしなくてはならない忘れていました。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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