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この投稿が2013年最後の記事となりました。
いつも口説いていた気がしますが、このブログをご覧いただいている方には心よりお礼申し上げたいと思います。
一年間、本当にありがとうございました。
掃除を終え、この一年を無事に着地することができたことに喜びを感じているところですが、今年の締めくくりにおしゃれな紬をコーディネートしてみたのでご覧ください。
初詣をイメージして、真綿糸使った赤味のある茶系の縞柄の紬地に版画のようにして染めた紬八寸名古屋帯を合わせ、コマアザラシの毛並みで作った防寒草履を添えてみました。
色使いも含め気取らないお正月って感じですが、それが装いの味を引き出していておしゃれなんだな
~
華やかな着物も素敵だけど、家族で過ごすお正月を考えると室内でも違和感を感じないのが紬です。
日本文化を充分味わえお正月だけに素朴な香りを放つ紬を紹介させていただきました。
今日は大みそかで、いつもより早く店を閉めました。
これで一年を閉じたいところですが、私たちには大切なことが一つ残っています。
それは月命日となるお母さんの墓参りです。
タイミング良く息子と息子の彼女も墓参りをするというので一緒に行ってまいりました。
お母さん亡き後、親として子供たちの成長を案じていましたが、みんな立派な社会人となり子供とは思えない逞しさを目にすることが多くなりました。
子供たちの心にお母さんがいたからこそ、それぞれの道を歩み始めたのではないかと思っていますが、それだけに私がしっかりしなくてはなりません。
お母さん、子供たちの未来に安心という文字などないのかもしれないが、大人として自分たちの世界を広げていってくれることでしょう。
どうか応援してやってください。
私は一人になっても大丈夫。
いつだってお母さんがいてくれるし、自分らしく残された人生を夢見る世界で花を咲かせたいと思っています。
子供たち同様に、この命が絶えるまで見守っていてください。
これで私の一年が終わろうとしていますが、健康な体で今日を迎えることが出来たことを最高の幸せだと思っています。
そして、私を知るみんなに感謝し2013年を閉じます。
ありがとうございました。
明日から希望に満ちた新年が始まります。
生きているすべての人にいいことが訪れることを願いつつ、今年最後の記事を終わりたいと思います。
それでは、よいお年をお迎えください。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







