◆
今日は秋物として揃えた椿柄の帯を紹介してみたいと思います。
それがこの映像で、絞りに刺繍を加えた名古屋帯です。
帯を作る技法としては極めれ珍しい商品で、高級感と仕上がりの品の良さに心を引かれています。
帯の魅力を際立たせる意味で、銀ネズの色無地に合わせてみました。
これは帯の柄の存在感をダイレフトに表現できるからで、静かな装いの中に輝く一輪の椿が、なんとも言えない味わいを引き出すことでしょう。
帯のベースの色は秋を感じさせるブラウンで、規則正しく並ぶ絞りの目。
それだけでも小粋なのに、生きているかのような立体感を備えた椿の表情は、他にない個性とおしゃれ感を、見る人の心を引きつけて離さないのではないでしょうか?
これも絞りと刺繍柄の合わせ技が成し得る魅力と言えるでしょう。
静かな表情を壊さないように、着物や椿の色から、同色系の帯〆と帯揚げで腹をコーディネートしてみました。
装いの主役を壊すことなく、おしゃれを楽しくことができることでしょう。
秋からのおしゃれな着物コーディネートを、ここに提案させていただきます。
是非参考のしてください。
ところで、9月6日・7日の二日間、東京銀座で着物と帯の「秋のひしの美会」が開催されます。
以前ブログで、そのご案内を書いた記事「秋単衣着物の選び方・そして9月に銀座で開催される展示会のご案内」を、ここに添付しましたが、日が近づいてきたこともあり、興味をお持ちになられることがあればご連絡ください。
これもご縁を深めることができればと考えてのことで、ご案内状を送らせていただきます。
主催は東京の仕入れ先であることも、一言、付け加えておきます。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







