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この3連休はお天気にも恵まれ、車のタイヤ交換などの雪の備えをされている方を沢山お見かけました。
天気が荒れる前に備えを済ませたい気持ちが働いているからでしょうが、どうしても着物になると、生活から離れているのか、冬支度の相談をいただくことがほとんどありません。
裏を返せば着物を着る人が少ないということかもしれないが、これが現実かと思うと悲しくなります。
今月の20日に「美しいキモノ」の冬号が発売になり、着物ファンの目を楽しませてくれています。
新しい着物や帯を掲載したり、着物の産地や歴史、商品が作られるまでの工程など、着物の世界を理解していただくための編集がなされているが、もう少し四季の装いに対して深く追求するものがあっていいと思うところがあります。
特に冬は寒さや空から降る雪や雨が多い季節だけに、そのような事態に備える和装の品が紹介されていると身近な雑誌になるのではないかな~
そのことで、きもの愛好家の意識も変わり始めるのではないかと思うところがあります。
話しは突然変わりますが、閉店後、子どもたちを連れて、お婆ちゃんが入院している病院へ行ってまいりました。
ベットに横たわるお婆ちゃんに声を掛けても、私たちを認識することもできず、体も小さくなってしまい、以前の面影がなくなってしまったことを寂しく思います。
複雑な想いでしばらく病室にいましたが、母が遠くへ行ってしまった気がしました。
これが「老いる」ということなんでしょうね~
そのことを考えると、人生って儚いもののだと思わずにはいられませんでしたが、いずれ、私もそうなることでしょう。
今になって、もっと母といろんな話をしておけばよかったと後悔する私でした。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






