お客様からご依頼を受けた特別サイズの麻暖簾「松と梅に夫婦鶴」

 昨夜から雪が降り始め、今朝一番の仕事は肉体労働から・・・
積もった店の前の駐車場を空けるのに2時間半近くかかりましてね~
とっても雪が重くて力が要りました。
体力を消耗したのか背筋がだるくて、温泉にでも入って体を休めたい気分です。
お蔭さまでいい運動になりましたが、冬の間、こんな日が続くのかと思うとゾ~っと致します。
雪が降らない土地の方には想像ができないかもしれませんね。
それでは、気力を振り絞って今日の投稿と致します。
001o-da-meidonoasanorenn.JPG
お客様から注文をいただいていた別注染の麻のれんが染め上がりました。
巾が135㎝で丈170㎝で、既製品ののれんとは巾の丈もジャンボサイズ。
旧家の間取りだけに、合うものがなくてご注文をいただいたものです。
模様はお客様と参考資料を見てお選びいただいたもので、「松と梅に夫婦鶴」を墨で表現したものなんですよ・・・

手描きの味が出ていて、模様に奥行きもあり素敵なのれんになったのではないかと思っています。
満足していただけるといいのですが・・・
このように、注文をいただければ、オンリーワンののれんやタペストリーをお作りすることができます。
頭の隅に書きとめておいてください。
ところで今年も残り半月で終わろうとしていますが、皆さんにとってはどのような年だったでしょうか?
消費税が8%になったことで、日本経済を騒がす一年になったと思いますが、経営者の立場から振り返れば、攻めた方はそれなりの結果を残されたのではないかと想像致します。
私が思うには、これまでと一緒では成熟した社会の中で生き延びるのが難しい時代になっていて、話題性のあるサービスや商品が認められれば、一気に抜きに出ることができるジャパンドリームの時代に入ったのではないでしょうか?
その背景には、情報の伝達手段が多くき変わったことが挙げられます。
フェースブックを例にとっても、一般人がマスコミのような記者になっていて、珍しいことやおもしろいことをウェーブに流せる時代です。
一つ物を探すにしても、スマホやパソコンで簡単に探せます。
その意味では、家業店であっても常に人の目に晒されている訳で、感動を呼ぶ関わりを持てたとしたら、評価していただける社会になった気がします。
だから小さな店にもチャンスがあります。
厳しい厳しいと呟く前に、何をしたら人の心を動かすことができるのか・・・
それぞれの立場で、質を高める努力が求められるのかもしれませんね。
今日の肉体労働に疲れました。
サウナでも行って体を労わりたいと思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ