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静かな環境は疲れを取り払ってくれるものですが、仕事となれば話は別です。
特に来客が少なくい日は、じつに苦痛で考えることが多くなります。
何かを変えなくてはならないと思って、見えない敵との戦いが続いていますが、春の売り場作りを考えると風呂敷の提案を外すことがでないんだな~
2月23日は、「2(つ)・2(つ)・3(み)の日」といって風呂敷の日です。
これまで幾度となく風呂敷の提案をしてきただけに、お客様を引きつけるのに必要な隠し玉を見つけられないでいますが、日本文化の継承者の一人としてこりずに提案したいたいと考えています。、
テーマは「心を包む風呂敷展」にしたいと考えています。
風呂敷の使い方も多様化していて、風呂敷バッグや室内のインテリアとしても使われるようになりましたが、一方で誤答品や菓子折りお酒など、物を包む役割として欠かせないものになっていことだけは確かです。
そこには、お礼の気持ちや、お祝いの喜びが包まれていて、日本人特有の気遣いの形があります。
春が近づくにつれて、別れと旅立ちが増える季節です。
風呂敷の包み方や活用法にも触れて、日本人の心を浮かび上がる提案ができたらと考えています。
こちらの映像は刺繍入り風呂敷です。
素材はポリエステルのちりめん地で、大きさは45㎝幅で、金封を包むものとしても活用することができることから、袱紗(ふくさ)とも称されています。
刺繍の模様は上からスズラン「エンジン」・「花束」(ベージュ」・「鈴」(紫)・「かぶらとなす」(金地茶」・そして「雪輪にうさぎ」が(赤紫とピンク」です。
一点¥1,080の品になりますが、模様の反対側にネームを入れて贈り物としても使われています。
参考にされてみてください。

ところで今月も終わりに近づいてきましたが、実りの少ない月であったことを実感させられています。
日本の民族衣装が生活から離れてしまったことを物語っているかのようですが、再び着物が注目される提案が必要ではないかと考えています。
そのきっかけを2020年の東京オリンピック開催に焦点を合わせ、「東京オリンピックを着物で観戦!」という運動を和装業界から行政を巻き込んで始められたら、どんなに素敵なことでしょう。
開会式のスタジアムには、日本人だけではなく海外の人も着物で観戦となれば、世界に着物の素晴らしさを伝えることができますし、日本がもっとも大切にしている「おもてなし」にも繋がるのではないでしょうか?
その光景を思い浮かべるだけでワクワクするものがありますが、これが実現したなら改めて着物の魅力を日本人に伝えきれるに違いありません。
それは日本文化の復活の時になることでしょう。
私は関わりを持つ業界関係者に熱く語ってみたいと思っていますが、賛同される方は、是非ともネットで呟いていただけると嬉しく思います。
大風呂敷を広げるとはこういうことで、風呂敷の提案にも生かしたいですね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






