皆さんは夏用の風呂敷があることをご存知でしょうか?
意外と知らない方が多いかと思いますが、風呂敷にこだわる店としてはお中元シーズン前に紹介できればと、いくつかアップしてみました。
画像が多くなりますが参考にされてみてください。
こちらは幅68×70㎝角の夏用の正絹風呂敷になります。
どこが夏用かと言いますと、素材が絽縮緬になっていることと、中の模様が夏の季節を伝えていることです。
涼しげで上品でしょ・・・
絞り染めで作られた風呂敷で、菓子折りなどを包めれる時にお使いになると素敵でしょうね~
色違いの風呂敷がこちらです。
高級感のある風呂敷だけに、ご自身のものであることを示すネームを入れられることをお勧めしておりますが、一枚あるとこれからの季節に役立つのではないでしょうか?
お値段は税込12,960円の品で夏子などネーム入れをご希望される方は別途864円のネーム代が必要です。
このような手触りのいい絽の正絹夏風呂敷をお持ちの方は極めて少ないのではないでしょうか?
なので、ここ一番の勝負時に使いたいものです。
例えば、久しぶりに友人や知人と顔を合わせる際に、手土産を絽の風呂敷に包んでご挨拶時に使うとか、習い事を教えていただいている先生のご自宅に伺う際に、菓子折りを季節感のある風呂敷に包んで訪問されたりすると、その心遣いにご自身の株が上がるのではないでしょうか?
その気配りが着物と合うんですね~
映像には水色の正絹風呂敷を添えてコーディネートしたもので、ここに日本人の奥ゆかしさが隠されていて使い方しだいで好感を呼ぶものがあるのではないでしょうか?
お中元時期が近づいていて、宅配便で送る合理的な考え方が主流になっていますが、ここはという先には、このような風呂敷を使って感謝の気持ちを伝えることもあっていいと思います。
参考にしてみてください。
また、正絹の風呂敷でなくとも化繊の絽の風呂敷も揃えているので紹介してみます。
ここにアップした品が化繊のちりめん絽の風呂敷です。
大きさは幅68㎝くらいのもので、お値段は税込1,944円の品になります。
こちらのボカシの入ってた絽縮緬は2,160円の品となります。
呉服店さんで夏用の風呂敷を揃えている店が少ないだけに、初めて知った方もいらっしゃるかと思いますが、使い方しだいでご自身の価値が上がることを心の留めていただけたら幸いに思います。
番外編として季節を彩る風呂敷も紹介しておきます。
こちらは七夕をモチーフにした風呂敷でタペストリーとして使える品です。
お値段は1,620円の品(絽縮緬ではありません)
そして絽縮緬の夜空の花火です。
お値段は2,160円となります。
最後に「絽(ろ)」とは、生地に涼感を出すために等間隔に糸を抜いたように織った生地のことで、この映像からも横縞になっていることが見て取れるかと思います。
以上で載せてみたい風呂敷をアップすることができました。
言葉が足りないところもあったかと思いますが、少しホッとしています。
さて、今月も終わろうとしていて、目の前には6月が控えています。
いよいよ夏商戦の本番を迎えるわけですが、その前に情報収集をしておきたくて、昨夜、近くの本屋さんへ行って浴衣関連の雑誌を探してみたのですが見当たりません。
そこで婦人雑誌に掲載されていないかとむさぼる様に表紙の見出しを拾ってみましたが、時期が早いのか、あまり掲載されていませんでした。
浴衣の露出度が少ないことに気づかされましたが、同時に婦人雑誌コーナーで中年のオッサンが雑誌を順番に広げている姿が滑稽に思えましてね~
想像していただければお判りいただかるかと思います。
これも着物業界の動きを知るためのもので、何が注目されているのかを婦人雑誌から学び取ることができます。
着物業界に身を置くものとして大切なリサーチかと思っていますが、昨晩は余りにも婦人雑誌コナー立つ私が不似合いだったもので記事にしてみました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。