来る21・22日の銀座の展示会とプロのコンシェルジュの仕事から学ぶこととは・・・

 毎日が同じことの繰り返しでカレンダーの日だけが過ぎていきます。
変化のない生活を平和だと言う人もいますが、来客が少ないことが満足度を低下させているのか、物足りなさを感じてしかたありません。
違った見方をすれば、一年中でもっとも消費が低迷するエアーポケットの月で、春が来るまで我慢している状態なのかもしれませんね。
一方で中国人観光客の爆買い報道に驚かれてますが、そのマーケットを見逃さない銀座のデパートなどの取り組みに小売業として質の違いを感じています。
物や情報が集まり、それが人を呼び寄せる東京って凄いですよね~
田舎者には太刀打ちできませんが、なのに着物で新しい販路を東京で見つけ出せないかと考えている自分がいます。
と言うのは、ネットからの繋がりが年々増えていて、こんな店でも関心を持ってくださる人がいらっしゃると思うと、何かできることがあるかもしれない。
そんな想いから東京の仕入れ先に勧められて、東京で開催される展示会に参加させていただくようになりました。
そしてその会が今週末の21日(土)・22日(日)の二日間、東京銀座で開催されます。
昨年も2月に開催されましたが、この時は東京が大雪で大変な目にあいましね~
苦い経験となりましたが今年も参加させていただきます。
会場は前回と同じ銀座3丁目にある「銀座フェニックスホール」の2階です。(☎:03-3543-8118)
二日間会場に詰めていますので、よろしければ遊びにいらしてみてください。
受付でこの店の店名を言っていただければ私がお迎え致します。

甘くない現実を充分承知しながらも、この催事に微かな期待を寄せています。
結果もさることながら、何もしなければ何も変わらないと考えているからです。
詳しく知らない土地であっても、初めて顔を合わす人であっても、私にできることが必ずあると信じていて、経験から学ぶことが沢山あると思っています。
そのことをある番組から気づくことがありました。
昨日の記事でコンシェルジュという仕事に触れましたが、NHKの「プロフェッショナル」の番組を見て、コンシェルジュの仕事の奥深さを一人の女性の姿から知ることとなりました。
その仕事はホテルの中にあり、ホテルを利用される方のよろず相談を一手に受けこなす仕事です。
その方が働くホテルは7割近くが海外からの宿泊者で、日本を知らない人に気持ちよく滞在していてだうためのサービス業みたいな仕事かと思います。
私と同じ接客業としての目線で彼女の立ち振る舞いや判断力を視ていましたが、表情を崩さず穏やかに、そしてスピーディーさが求められる中で、何がその人にとってベストなのかを見極める洞察力と笑顔を引き出す対応に気持ちよさが伝わって来て、とても感銘させられました。
私はその姿から「おもてなしの心」を感じましたが、自分と照らし合わせると若僧に思えてなりませんでした。
私の仕事は人気商売です。
お客様はそれぞれに違った価値観を持っていて、そのことにお応えなければなりません。
「相談をいただいた方に喜んでいただけることって何だろう~」、番組からそのような気づきがあり、とても勉強になりました。
とれだけ経験を積んでも迷いが消えることはありません。
踏み出すことに意味を見つか出し、体験から学んだことを仕事に生かして価値を高める仕事をしたいです。
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今日も長い記事になりましたが、この訪問着のコーディネート画像を最後に終わりと致します。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

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