♥
春を遠ざけた一日で、時間ごとの天気を書いたとしたら「曇り」・「晴れ」・「雨」・「雪」・「あられ」・「みぞれ」に冷たい風。
冬のフィナーレに役者が総出演したかのようで、離れかけた冬が舞い戻って来ましたが、これも2月のカレンダーと共に過ぎた出来事になることでしょう。
気持ちが憂うつになりましたが、春が近い知らせかと考えれば許せる天候と言えるかもしれません。
もうしばらくの辛抱です。静かに春を待ちたいものですね。
今朝、ポストに手をやると厚みのある茶封筒の郵便物が入っていました。
昨日届いていたことに気づかずにいたのですが、見覚えのある名前が書き記されていて、「もしかして・・・」、と駆り立てられるように封を開く私でした。
開けてみると、薄紙に包まれた小さな作り物の数々が・・・
詰められていた箱にはリボンが結ばれていて、「どんぐりひな遊び」と書いてあり、お手紙も・・・
それは、過去に何度かお細工物を届けてくださったことなるがあるYさんから送られてきたものでした。
毎日このブログを見てくれているみたいで、ひな祭りを目前にして、コツコツとお作りになられたものを届けてくれたのです。
温かな気持ちが詰められていて、心に電球が灯ったかのよでした。
私の日常は、いつも無理をしながら暮らしています。
このことは誰もが同じで、健康でいられることも、家庭や仕事を守ることも、生きるエネルギーがないと明日という日を迎えることができません。
物足りなさを感じる日もあれば、心が折れそうな時だったあります。
いつも決まった生活をしていても、常に安定した気持ちで過ごせる訳でなく、大なり小なり自分との戦いを繰り返しながら時を刻んでいるのではないでしょうか?
刻々と過ぎる時間と向き合いながら、私たちは一秒先の未来へ踏み出している訳ですが、そこには目に見えない心の摩擦のようなものがあって、無理をして人生を積み上げている気がします。
だから楽しいことやホッとする環境を探し求め、そのに身を置くことで摩擦を取り払っているのではないでしょうか。
特に仕事は人気商売です。
前に進みたいと思うと、接点のある方に弱音を吐きたくないものです。
気の許せる方には愚痴ってしまう私ですが、ストレスを心に抱きかかえているのはとても辛いことです疲れます。
そのような時に温かな心に触れたりすると、アルコールが入ったかのように体が火照り始め元気をいただけます。
私は県外にお住まいにY様とはお会いしたことがありません。
ブログでの繋がりでしかありませんが、私を温かい目で見守ってくれていているかと思うと、勇気がこみ上げてきます。
優しい心遣いをいただきまして本当にありがとうございます。
早速店内に飾らせていただきましたが、どんぐりでおひなさんを作ったかと思うと、手の器用さに驚かされています。
確か持病をお持ちだったと思います。
どうかご無理をなさらず楽しいことにいそしんでお暮しください。
私は変わらす無理をして生きて行くと思いますが、お互いに悔いの残らない一生でありたいものですね。
それではこれで終わりに致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






