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亡き妻がお客様との関係性を深めることを目的として、月一回発行している季節の情報紙「あ・うん」が180号までに届くまでとなりました。
毎回制作に苦労させられますが、ネーミングの「あ・うん」は「あうんの呼吸」から名付けたものです。
その意味を皆さんはご存知かと思いますが、「あうん」は「あ」と「うん」に分けられ、それぞれサンスクリット語で、日本語の「あ」と「ん」のように最初と最後にあたる音なんですね~
二人の人がいたときどちらかが、「あ」と言えば、もう一方が「うん」と応える。「あうんの呼吸」とはこうした息の合う様をいいます。
寺の門にある仁王や狛犬が一方が口を開け、もう一方が口を閉じているのは、それぞれ「あ」、「うん」を発し、息を合わせて魔除けを行っていると言われます。
そんな願いを基に始めた情報紙ですが、15年も続けてこれたのが不思議でなりません。
業績は上がっている時は「あうんの呼吸」がきているのではないかと思えますが、スランプが続くと、的を得たものではないのではないかと考えてしまいましてね~
発行を諦めそうになる時が何度もありますが、こうして続けてこれたのは、お客様からの暖かな声が届いていたからだと思います。
「とても勉強になるわ・・・!」とか、「毎月ファイルしているんですよ・・・!」など、さまざまな感想をいただくことも少なくなくて、もう少し頑張ってみようと今に至っています。
数年前からネットも始めたこともあり、負担も大きなものになっていますが、一人でも多くの人と「あうんの呼吸」が取れることを願うものになっています。
振り返れば私の生き方は「願い」の塊のようなものです。
何をしてもうまくいかないし、努力しても報われないことを嫌というほど経験してきました。
なのに、「いつか・きっと」の願いだけは消えません。
情報紙の中に「今月のことば」という、小さな枠のコナーを取っています。
毎月も載せたい言葉を探していると、エジソンが記者はら尋ねられた言葉がありましした。
長い一文だったもので情報紙に載せることを諦めなましたが、最後にその言葉を紹介して終わらせていただきます。
「5000回失敗した?」
「そんな事はないよ。5000通りのうまくいかない方法を発見することに成功したんですからね!!」
(記者が、電球を完成するために何回も実験を重ね5000回も失敗したそうですが、その時のお気持ちは?)と、尋ねられた時の言葉だそうです。
気が遠くなる話ですが、エジソンに見習いたいものです。
それでは、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






