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日本のデパートとして揺るがぬ地位を築いた三越デパートは、今から300年以上も前に越後屋という呉服店からスタートしたことをご存知かと思います。
今の三井財閥の礎を越後屋の創業者でもある「三井高利」という人が52歳で呉服商を始めたことが始まりだったそうです。
その話題を店のスタップがNHK番組からDVDに録画したものを持って来てくれましてね~
その番組は商売繁盛を紐解く番組で、ゲストに通販会社のジャネット高田の創業者を交えて番組を進めるものでした。
三井高利さんは東京日本橋で呉服店を創業されたそうですが、当時は巨大な呉服店が軒を並べる中で、月次と革新的な商売のやり方を考え出し、瞬く間に江戸庶民の心を掴む呉服店になったとか・・・
世界で初めて商品に定価を付けたのも越後屋で、割引というのも三井高利さんは初めて取り入れたそうで、他にも、お客様の目線で喜んでいただけるやり方を考え出した人だったようです。
その姿に高田さんは「新しい市場は商人が作り出していくもの・・・」と、ご自身の経験を交えて話されていましたが、どうも私たち小規模経営の店は、固定観念にとらわれ過ぎていて、お客様の立場になって想像する力を失っていることにきずかされたしだいです。
一月以上納期が遅れた和柄Tシャツが店に届きました。
昨年とても好評だったもので、和柄の模様を絞って用意したものですが、出遅れたことに少し焦りを覚えております。
なので、早速カメラに収め、このブログからデビューさせてみることにしました。
画像が多くなりますが、しばらくお付き合いください。
こちらは藤の柄の黒
藤の柄の白
枝垂れ藤の黒
枝垂れ藤の白
菖蒲の黒
菖蒲の白
以上3柄を黒と白地で揃えました。
サイズは、M・L・XLの3サイズでお値段は1枚 税込¥2,592となります。(素材/綿100%)
この映像は白地のL寸の上にM寸を重ねたものです。
そしてもう一つ、白地のXL寸にL寸を重ね、大きさを見比べていただければと思ってアップしてみました。
現時点で、点数を多く準備していないもので、お気にめす柄があればご連絡いただければと思っております。

6月に入って不振の日々が続いております。
三井高利さんのような知恵を持って沈滞しているムードを打開しなくてはならないのですが、何もアイディアが浮かばないというのは、商才がないことを意味するのでしょうか?
生前妻が私によく語っていました。
「夢ばかり見ないで現実に目を向けなさい」と・・・
今は、その言葉が身に染みます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






