♥ 今日は注文を入れていたクリスマスにちなんだ帯が届いたので、一足先に皆さんにご紹介してみたいと思いまます。
チョコレート色した帯が新しく染めていただいた帯ですが、2年近く前にこれとよく似た帯を紹介させていただいたことがあります。
その時の柄をアレンジしたものですが、模様は古代の楽譜に賛美歌の曲を記した柄だと聞いていて、深まる秋の着こなしを考えてチョコレート色を選択したものです。
帯の色は、帯地としてありそうでなかなかない色で、色・柄共に、こだわりのあるおしゃれ感が溢れてあります。
腹に来る模様はこのような感じで、どちらかの柄を正面に出すことができます。
素材は紬地の上に染めたもので、合わせる着物としては、小紋や紬、更には江戸小紋や無地などにもお締めいただけるのではないでしょうか?
その装いは外出着という性格のもので、墨色や黒字に合わせるとシックな装いうになるでしょうし、明るい色に乗せればひときわ帯のおしゃれ感が目につくことでしょう。
この帯を眺めていると、クリスマスに限定される模様でないために、音楽会やワインパーティ、これからの季節を考えると紅葉狩りや文化催事ごとにもお締めになれるのではないでしょうか?
言葉を変えるならば、心が躍るような日にリラックスできる面白さが隠された帯といえるでしょう・・・
折を見て着物とのコーディネートを紹介させていただきたいと思っていますが、何を置いてもクリスマスソングが鳴り響く時期に、この帯で楽しい一日を過ごしたいものです。
間違いなく見る人の心を捉えるのではないかと思いますが、気になるのはお値段なのかも・・・
お仕立てを加えても10万円台で手にすることができる帯で、ワクワク感のおまけも付いてくることでしょう。
是非参考にされてみてください。
ところで今日も穏やかな一日でした。
月末は妻の月命日で墓参りをしてまいりましたが、悩み事が絶えないもので妻に合うとは口説いてしまって・・・
今日の天気のように穏やかではいられなかったでしょうが、まずは子供たちの家族の幸せを願って合掌です。
二人の孫も大きくなって笑顔を見ることが多くなりましたが、もしもお母さんがいたなら孫たちの関係はどうなっていたでしょう。
おしゃれなベビー服や身につけるものを買い与えていたかもしれませんね。
それ以外にも、娘たちが気が付かないことをアドバイスしていたのではないかと思うと無念でなりません。
一人の生活はなにかと面倒で、寂しさを感じる時もありますが、今日まで来れたのもお客様や周りの人たちお蔭かと思っています。
どうかこれから先も家族全員を見守っていてくださいね。
明日は月も替わり京都出張の日です。
「神無月の会」が控えていて気の抜けない一日になりそうですが、元気をもらってくるつもりでいます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。