「妻の月命日」・妻がいた時の有り難さが身に染みます

 冷たい雨が降り続く2月最後の日。 いつもなら、この雨は雪解けとなる雨なのでしょうが、そんなことはお構いなしに降り止むことがありません。

毎年2月は消費が落ち込む月で、いろいろ工夫しみるものの結果を出すことの難しさを味わっています。

それでも、しだいに来客も増え始めいて春本番の店作りが望まれる頃となりました。


明日は京都へ出向くこともあり、入卒用の装いに欠かせない「かんざし」や「帯〆帯揚げ」などの和装小物を充実させたいと考えているところです。

DSCN8809ohakamairi.JPGそして今日は妻の月命日で、春が訪れたことを伝えたくて春の花を手にして墓参りをしてまいりました。

雨が降り止まず手を合わすだけに終わりましたが、この月の出来事を伝えることができて安心しているのではないかと思っております。

一人暮らしも慣れましたが、いつも夕方になると夕食をどうしょうかと迷う日々は続いていて、生前、親しいお客様に「今晩の夕食は何にするの?」と尋ねては参考にしていたことを思い出します。

仮に私がお客様から料理の作り方を教わっても、料理が苦手でできませんが、身の回りの世話をしてくれていた妻の有り難さは失って感じるもので、近頃は冷蔵庫にあるものや賞味期限が気になり、それを消費することから献立をしています。

しかし、それも手抜きばかりしていて、いいかげんなものです。

世のお父さん。

自分はこの家の大黒柱だから料理は妻がするものだと思っていたら大間違い。

せめて、「美味しかった!」の一言ぐらい言ってあげるのが礼儀かと思えるようになりました。

そのことが悔やまれますが、仕事を持って子育てと主婦の仕事をこなす女性を尊敬します。

ちなみに今晩は昨日の残り物になる様相が強いですが、咳が数日前から出るもので明日に備えて体を休めることに専念したいと思います。

他愛もない記事になりましたが、これで2月を締めくくることに致します。

では、お休みなさい。

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