夏物商品の扉の前に潜むスリルとは・・・

 穏やかな陽気となった3月最後の日。年度末で忙しくしている方も多いかと思いますが、私の店は変わらず変化に乏しく、ビジネスの世界から取り残された感じが致します。

移動もなければ退職ということからも無縁な家業店だけに、いたし方ないのかもしれません。

店のお客様で今日を持って退職される方や、気力が尽きたと職を離れる方もいらっしゃって、本当にご苦労様でしたと申し上げたいです。

第二の人生と言っていいのか判りませんが、これまでできなかったことや、新たな世界にも挑戦して心を躍らすことって素敵なことではないでしょうか?

どうか年齢でご自身の人生を図らずに、目的を持って自分磨きの時間を使っていただけたらと思います。

それでは3月最後の投稿です。

DSC_0009natumononoobitohigasa.JPGこれから花見の季節が訪れるというのに注文をしていた夏物が届き始めていて、時の移り変わりの速さを思わずにはいられません。

「朝晩の寒さが残り暖房が欠かせないというのに、もう夏の準備をしないいけないとは・・・」

ひとり言のように呟きながらも、この仕込みが店の明暗を分けるネタとなるだけにスリルのようなものを感じます。

そう、商品の仕入れってスリリングなものなんだな~

この娘を用意したら、どのような反響を呼ぶだろうとか、店作りをどうすればいいのか、時には、お客様の心を捉えるものになるものなにか・・・?

そんな感じでいろいろ考え、お嫁入りが決まることを思い浮かべながら揃えていますが、ここに冒険心のようなものが潜んでいてワクワクするものがあります。

それこそが季節を先取りする仕入れというものです。

現実はそんな甘いものではなく、後に後悔を呼び寄せることもありますが、このプロセスがないと一つ一つの商品に店主の想いを吹き込むことができません。

私はここに商売の分かれ道があると考えています。

消費が低迷していると、このプロセスなしで合理的な店作りができないかと考えてしまうもので、リスクを回避したくなるものです。

私もその一人であることを認めていますが、新しい商品が作られていない状況下に置いて、リスクを回避していては特徴ある店作りができなくなっていることも事実です。

そのことを思うと、心が動き、店のコンセプトに合うものであれば娘として受け入れ、他店との違いを打ち出す努力が求まれる時代に入ったといえるのかもしれません。

この真剣勝負が鋭い経営センスを生み出すのではないでしょうか?

リスクという危険と背中合わせだけに負担も大きくなりますが、エベレストの山を登るごとく覚悟が育まれるものだと思います。

偉そうなことを言える器ではありませんが、その意味でも仕入れというものはスリルを存分に味わえるものがあります。


小さなことからコツコツと・・・
真剣勝負をくり返しながら、鋭い経営センスを身につけたいものですね。

明日は京都出張の日ですが、こんな気持ちを忘れずに仕入れ先を回り、合わせて「江戸小紋展」も準備進めておきたいとも考えているところです。

そうそう、次女が友達と京都へ遊びに行くと言っていました。
それも孫を連れて・・・

電車の時間が違うもので、顔を合わすことがないと思うがとても気になります。

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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