「素敵な秋を捜せ!」それがこの店の役割・そして2020年の中秋の名月は10月1日です

月見団子 店主のひとりごと

暦の上では8月も残すところ5日というのに、秋商戦に向けての気持ちの切り替えが思うようにいかず、エアコンの下でうろうろ。

暇を持て余しているのではありません。

 

昨日で和装の楽器柄展が終わったことで、秋商戦に向けて弾みを付けたくて店内の模様替えを始めたものの、残暑の厳しくて夏の空気に呑まれてしまって秋の絵がなかなか描けません。

 

困ったものです。

 

 

 

秋の足音

秋の足音

 

どうにかつくろったものの、まだ秋のラブレターを書くことができずにいて苦しんでいます。

 

秋の柱となる商品を何で作っていったらいいのだろう。

過去の店作りの違いをどのような切り口で表現したらいいのだろう。

在庫品に命を吹き込む提案の仕方って、どんなやり方があるのだろう。

 

お客様の心に響く演出法を捜せ。足りないものが何なのかを捜せ。

 

眠る秋を掘り起こすかのように自分に問いかけている私です。

 

今日も京都の仕入れ先が来ていましたが、9月初めに秋の扉を開くもので秋の展示会に来て欲しいとのお誘い。

それも一斉に・・・

 

専門店さんは仕入れ先の商品を見て、秋商戦に役立つ品を選んで店作りの骨組みを考える。

それが一般的な店作りの滑り出しと言えるのでしょうが、近年は仕入れ先が在庫を持たないようになっていまして、目に適う商品があっても注文品扱いで、店頭に並ぶのは一ヵ月後か二ヵ月後。

そこから販促物を用意したりしていますと、旬の商材を旬の時期に紹介できないことが起きてきます。

 

そんな流通の仕組みを考えると、仕入れ先には秋物の立ち上がりを9月初めでなくて、繰り上げてお盆明けまでにして欲しいです。

そこで何をどうするかを考えて、9月スタートというのが理想的な店作りかと思っています。

 

このようなことを言っているのは私だけで、セッカチな性分が不満を呼び寄せているのかもしれませんね。

 

特にこの秋はコロナ禍でいつもと勝手が違うことに気づかされることでしょう。

備えと新たな営業法が必要とされているだけに、経営者には対応能力が問われている気がします。

だから胡坐をかいている訳にはいかないのです。

 

「きものふくしま」へ行けばワクワクする商品やサービスがある。

だから立ち寄ってみよう。

 

そんな店になれるように知恵と感性を磨き上げて鮮度の高い店を作っていくことが願いです。

 

 

 

 

月見団子

月見団子

 

9月になったら和雑貨の分野ではお月見雑貨が一つの狙い目。

今年の中秋の名月は10月1日だそうで、商戦としては十分に時間があります。

 

お月見雑貨も含めて、雑貨の分野でどんな店作りができるのかを今一度考えてみたいと思っています。

 

では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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