昨日色無地の染替えの情報を記事にさせていただきましたが、染替えの料金の書き方が分かりにくいために、改めて染替えの料金をここに書かせていただきます。
その前に、色無地の染め替えキャンペーンを採り上げたことに、いくつか理由があることを記事にしましたが、今の呉服店さんは、どこも同じ方向を向いていて、“売れ行きがよくない商品は採り上げない”という考え方のお店が主流で、呉服店のとしての役割を果たしていない店が随分あるように思っています。
そのことに気づかされて、1月の初売りは「雨コート」を特集させていただきました。
褒められるような結果ではありませんでしたが、県外からも雨コートの注文が2件入って来まして、ほんの少しかもしれないが、お役にたてたかもしれないと思っています。
そして2月は色無地の染め替えキャンペーンと続く訳ですが、このような取り組みをしている先がが激減していて、かつで栄えていた昭和の呉服店さんの姿を、“ものまね”でしかないのかもしれないが、この店流のやり方で新しいお客様を開拓するチャンスに替えていきたいと思い始めたんですね~
中でも色無地はタンスの中に眠っていることが多く、その資源を着物の色を替えて新しい色無地に再生できることからキャンペーンという形で採り上げさせていただいた次第です。
色無地の染め替えに関して、お客様が染替えを考えている色無地の色と色を替えたい考えている色との関係性で、色抜きが必用とされる場合と、色抜きをしなくても染められる場合があるので、最初に見積もり取らせていただくこととなります。
その上で染替えをするかしないかの判断をされてください。
見積もりは料金が発生することがないので、いつでも相談いただければと考えています。
次ぎに新しい色無地の着こなし提案として、染め替えをされるときに背縫いに家紋を入れないで、すべてを無地染めするというのはどうかしら・・・。
仮に「“色抜きなし” + “家紋を入れない無地染を加える” + “再生された色無地を現在の体系に合った寸法で袷の色無地を仕立て直す”
その染替えのお値段は税込み価格¥30,000で、ここから¥24,200のお仕立てが加われれば、合計で¥54,200で新しい色無地が仕立て上がることとなります。
また単衣用の色無地として再生した場合は、家紋なしの無地染で、税込み価格¥21,000で単衣仕立代が加われば、そのお仕立て上がり税込み価格は、¥40,800となります。
とにかくややっこしくて、ご相談をいただくこととなれば、詳しく説明を加えさせていただくつもりでおります。
どうか頼りにしてください。
この話はここまでとさせていただきます。
ここからは簡単なお話となります。
今月の中旬頃から「風呂敷展」を考えていまして、注文を入れていた「日本の歳時記12ヶ月の小風呂敷」が店に届きました。
【日本の歳時記12ヶ月の小風呂敷】
画像には約50㎝幅の小風呂敷が12ヶ月並んでいて、セット販売したいと考えています。
華やかで可愛いと思いません。
なかなかの風情をかもし出していて、お部屋のインテリアとして訪れた月の歳時記模様の風呂敷を タペストリーとしてお使いいただけたら、お部屋が明るくなってお洒落だと思わない。
【50㎝幅にタペストリーとしてお部屋に飾る】
その模様にも三毛猫が暮らしていて、これも魅力の一つかと思っています。
【お部屋の和のインテリア】
お値段は12枚セットで税込み価格¥9,500で、ここにタペストリーの棒となれるものが一組付いてきます。
早速県外に人から注文が入ってきて、幸先のいいスタートが切れたかと思っていますが、風呂敷展の準備はこれからです、
【「あ・うん」2月号 №286 仕上がる】
そして本日2月号の情報紙「あ・うん」ができあがりました。
内容を纏めることに苦労しましたが、これで肩の荷が下りたかと思っています。
ここには「風呂敷展」と「色無地に染め替えキャンペーン」の中身を少しばかり書き込ませていただきましたが、他に「半衿の取り付け講習会」を2月26日(月)の午後1時から2回開きます。
その参加者の募集を始めたので、参加できそうでしたら当店まで連絡下さい。
参加費は千円とさせていただきます。
今日も長い記事となってしまいました。
お付き合いいただけたことに感謝致します。
ではこれにて・・・
お休みなさい。