京都で乗ったタクシーのドライバーが、今日は気温が32℃近くあると話していましたが、確かに午後から急激に暑くなった感じがして体力を消耗いたしました。
帰りの電車の中では、疲れからかグッタリ・・・
いつものように京都出張から新しい月が始まるわけですが、今月の京都入りの目的はお正月飾りの手配です。
酉年の木目込み人形やちりめん細工、張り子の置物などお正月を彩る飾り物が一斉に発表になりました。
外は真夏であっても会場内は冷房が利いていて、木枯らしが吹く季節を思い浮かべながらの品定め。
予想していて以上に面白い商品が並んでいたように思いますが、その中から私の目に敵うものを選んでまいりました。
お客様のニーズと品揃えにズレがなければいいのですが・・・
今回仕入れ先を回ってみて、どこの会社も消費の冷え込みを心配している様子がうかがえます。
激震が走ったイギリスのEU離脱は、まわり回って着物業界にも影響が出始めるのではないかと警戒する声もありましたが、今はまだ、現実味を感じることもなく、夏場の静かなムードをいつもの年と同じように受け入れている感じがいたしました。
私は「これでいいのか?」と、業界の物足りなさに不満を持っていますが、騒いでみたところで仕方ありません。
本業の基本に立ち返って、今できることを真剣に考える時が来たのではないのでしょうか?
小さな資本で、できることなんて限られますが、曇りガラスを拭き取りながら道を選択していくことに意味を持つものだと考えたいです。
激動の経済の中で生きていくことって身を削る心労がありますが、諦めることがあってはなりません。
そんなことを、もう一人の自分に言い聞かせていた私でした。
こうして長い一日が終りを迎えようとしていて、ホットしています。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






