或るお客様のお羽織の見立て・そして「何をしても何を思っても」気の遠くなる話

   店はお客様の生活を豊かにするために存在するものだと考えている者の一人ですが、来客が少ないと、的外れなことをしているのではないかと、つい考えてしまいます。

小さくても経営に関わるものの宿命とも言える感情ですが、そんな時「どう動くか?」が経営センスかと思うと知恵を絞り出さなくてはなりません。

その意味では、県外の着物愛好家を視野に入れなければならないのが和装業界の現状かと考えています。

信頼と安心に加えて気軽さと店の魅力を伝えることの難しさがネットの世界にあることを承知していますが、どうしたらいいのかが良く分かりません。

この難題を考えたとき、私にできることといえば、毎日ブログ記事を投稿することしか思いつきません。

知恵を出す行為とは言えないだけに物足りなさを感じていますが、ご縁を生み出すものだと信じたいものがあります。

その一方で、繋がりをいただいたお客様がリピーターとなっていただけることを真剣に考えなくてはなりません。

「この先、何ができるのだろう・・・」

考えても考えても尽きない店作りに想いを寄せる私がいますが、たどり着くところはいつも、この仕事を自然体で好きになることではないかと思っています。

何を根拠にそう思えるのか自分でもよく分かりませんが、何をしても、何を思っても気の遠くなる話で、生前、妻にこの話をすると呆れていました。

時間を無駄に浪費しているのかもしれませんが、それでも、問題意識を持って諦めない気持ちを持ち続けたいです。

愚痴がこぼれてしまいましたが、今日は、或るお客様からご相談をいただいている、お羽織をお見立てさせていただきます。

ここからは一人のお客様に向けての映像になります。

6点の品を提案させていただきますが、ご一緒にご覧いただけたら幸いに思います。

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DSC_0108.JPG1〉江戸小紋調/クリーム地・・・品番:02-2151ー1A

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DSC_0083haori.JPG2〉渦/グレー地・・・品番:02-2151ー2B

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DSC_0087kaori.JPG3〉唐草/チョコレート地・・・品番:02-8271ー3K

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DSC_0089haori.JPG4〉草木染/ベージュに黒・・・品番:02-2502ー0G

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DSC_0081haori.JPG5〉ローケツ染め/銀ネズ・・・品番:02-0261ー3I

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DSC_0091haori.JPG6〉線描き/黒地・・・品番:02-4491-5Z

ご相談をいただいたお客様からは、お好みとする雰囲気やご予算を聞かせていただいているので、今回の画像を元にお電話でお話をさせていただきたいと考えております。

言葉のない画像になりましたが、どうかご理解ください。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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