店はお客様の生活を豊かにするために存在するものだと考えている者の一人ですが、来客が少ないと、的外れなことをしているのではないかと、つい考えてしまいます。
小さくても経営に関わるものの宿命とも言える感情ですが、そんな時「どう動くか?」が経営センスかと思うと知恵を絞り出さなくてはなりません。
その意味では、県外の着物愛好家を視野に入れなければならないのが和装業界の現状かと考えています。
信頼と安心に加えて気軽さと店の魅力を伝えることの難しさがネットの世界にあることを承知していますが、どうしたらいいのかが良く分かりません。
この難題を考えたとき、私にできることといえば、毎日ブログ記事を投稿することしか思いつきません。
知恵を出す行為とは言えないだけに物足りなさを感じていますが、ご縁を生み出すものだと信じたいものがあります。
その一方で、繋がりをいただいたお客様がリピーターとなっていただけることを真剣に考えなくてはなりません。
「この先、何ができるのだろう・・・」
考えても考えても尽きない店作りに想いを寄せる私がいますが、たどり着くところはいつも、この仕事を自然体で好きになることではないかと思っています。
何を根拠にそう思えるのか自分でもよく分かりませんが、何をしても、何を思っても気の遠くなる話で、生前、妻にこの話をすると呆れていました。
時間を無駄に浪費しているのかもしれませんが、それでも、問題意識を持って諦めない気持ちを持ち続けたいです。
愚痴がこぼれてしまいましたが、今日は、或るお客様からご相談をいただいている、お羽織をお見立てさせていただきます。
ここからは一人のお客様に向けての映像になります。
6点の品を提案させていただきますが、ご一緒にご覧いただけたら幸いに思います。
1〉江戸小紋調/クリーム地・・・品番:02-2151ー1A
2〉渦/グレー地・・・品番:02-2151ー2B
3〉唐草/チョコレート地・・・品番:02-8271ー3K
4〉草木染/ベージュに黒・・・品番:02-2502ー0G
5〉ローケツ染め/銀ネズ・・・品番:02-0261ー3I
6〉線描き/黒地・・・品番:02-4491-5Z
ご相談をいただいたお客様からは、お好みとする雰囲気やご予算を聞かせていただいているので、今回の画像を元にお電話でお話をさせていただきたいと考えております。
言葉のない画像になりましたが、どうかご理解ください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






