今日は展示会の後始末です。
仕入先から応援をいただいた協賛品を荷造りをし、売場面積を拡張した店内を元通りにするために陳列器具を片づけ、敷いた畳を上げるなどして朝から肉体労働。
展示会中とは違った疲れがありますが、一日中手足を動かしているために余計なことを考えないでいいから、仕事をこなしたという感覚があります。
区切りのいいところで体を休めると背中の張りを感じたりしていて、それが時間が経つに連れて体を重たくして行っているから、私がいかに運動不足であることが分かります。
今回の後始末が終れば、次は8月7日(日)に金沢国際ホテルで開く「ゆかた会」の段取りをしなくてはなりませんが、毎日ニュースでコロナ感染者が増え続けている報道がなされていて、ゆかた会を開く主催者としては気に掛かって仕方ありません。
「どうしてこうなるの!」と言いたい気持ちでいっぱいですが、ホテル側の提案で県民割りを使わせていただくことから、3回目の接種券か陰性証明書の提出が必要となり、参加者に余計な気苦労かけてしまうことに心苦しさを感じております。
現時点で30名くらいの参加者となりそうですが、私としてはもう少し参加者を増やせないかと考えていますが、会の進行も含め準備しないといけないことが沢山あってこれからが腕の見せ所。
会を開く目的は、ゆかたや夏きもので非日常的な時間を過ごしていただくことを一番に考えていて、私たちで何ができるのかをもう一度考えてみたいと思っています。
次から次へと店の行事が続いて気持ちが休まりませんが、どれもこれも私が選択したこと。
楽しかったと思っていただける結果が残せるよう、ベストを尽くしたいと考えている私です。

つわぶきの染帯で夏をお洒落する!
これは黒地に白上げでカニさんを描いた夏小紋をつわぶきを描いた染帯でコーディネートしたものです。
個性的で小粋な着こなしだと思いません・・・
その根拠は、きものが黒地であること。そればまりか、近づくとカニさんの模様であることに驚きがあるのではないでしょうか。
そしてきもの生地が夏物の小千谷紬であることにも面白みがあります。
その夏きものに、インパクトのある大きさと色合の植物の葉を帯にした模様を白地の帯に描いているから、帯に力があって印象に残るのでしょう。
着こなし年齢の年代幅も広くて、街中でこのような着こなしを見かけたら、格好いい女性に出会ったと思うに違いありません。
炎天下の中でのきもの姿だけお洒落に思えますが、色合や模様にも魅力を放っていて、目にされた方は心を奪われることでしょう。
好き勝手なことを書いていますが、夏のお洒落にも興味を持っていただけたらきもの専門店として嬉しく思います。
そしてきもの美人が増え続けることを願って止まない私です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







