ここしばらく寒い日が続いていましたが、ようやく太陽も顔を出し温かさが戻りました。
お天気は晴れると気持ちがいいもので、お部屋の模様替えを考えていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか?
暖房器具を片づけ、玄関の飾りつけも初夏の雰囲気に替え、のれんを掛けて風通しのいい部屋にしてみたい。
などなど、それぞれに初夏に向けてのお部屋のインテリアをお考えかと思います。
そこで今日は入荷したばかりの和のインテリアを紹介させていただきます。
これは蓮(はす)の模様のタペストリーになります。
好き嫌いがはっきり分かれる柄かと思いますが、詫び寂を感じるものがあり、7・8年前に店でよく売れた商品で、オーダーメイドでのれんのご注文もいただいたことのある柄なんですよ。
それをメーカーさんにお願いして、復活版として新しく描いていただいたものです。
型染と違った模様に奥行きがあって深い味わいを感じています。
このタペストリーをご覧になられたお客様が、昔手にした蓮のタペストリーと少し柄が違うようなことを話されていましたが、とても魅力的であることお褒めの言葉をいただくことができました。
大きさは幅60㎝×長さ150㎝と大振りのタペストリーになりますが、広い空間に提げられると、なんとも言えない奥ゆかしさを感じていただかることでしょう。
お値段は税別価格¥30,000の品となります。
そして次に紹介させていただくのが、蓮柄の「水うちわ」という商品です。
この品のかつてよく売れた商品で、再び品揃えをしてみました。
昔は水につけて気化熱で涼むという方法で涼をとったことから、「水うちわ」と呼ばれたそうです。
美濃手漉き和紙の透明感のある雁皮(はんぴ)紙で作られたもので、その上に天然ニスが塗られた手作りの伝統工芸品と聞いております。
とても涼し気で素敵でしょう・・・
団扇として使っていただけるものですが、あえて店では紫檀(したん)で作られた団扇たての台とのセットで、お部屋のインテリアとして提案させていただきたいと思っています。
他には”カワセミ”
そして”ひまわり”の3種類を用意してみました。
注文生産とあって、昨年の秋に注文を入れていたように記憶していますが、今朝店に届いて、注文を入れていたことを思い出した次第です。
お値段は紫檀の団扇たてとセットで税別¥9,300ですが、この水うちわの扱いをどうしたものかと裏方で検討しているところです。
いずれにしてもお部屋のインテリアとして、おしゃれで存在価値を高める品の良さがあって、この水うちわ一つで、家主のセンスがうかがえるものがあるのではないでしょうか。
人の出入りの多い玄関などに飾ると、季節感もあり素敵でしょうね~
これらの商品を見ていると、何故か、さび付いた心が豊かになるから不思議です。
生活に必要とされるものではないのかもしれませんが、心が癒されるとしたら、心の健康を図るものになるのではないでしょうか?
季節が大きく変わろうとしていて、お部屋の模様替えの折には、お部屋の一角を季節を伝えるものを飾って癒されてみて下さい。
そして今日、5月号の情報紙№217を完成させることができました。
毎月編集に苦労させられていますが、店の浴衣開幕宣言もしっかり載せて今日からお客様宅を回り始めたところです。
アナログの情報伝達法ですが、店作りの原点となるものだけに、こうして続けることに意味を持つものだと思っております。
初夏への店作りへと移り変わっただけに、”今からこれから”そんな気持ちでお客様をお迎えしたいですね・・・
それではこれにて・・・
お休みなさい。