炎天下の中で涼し気に夏着物を着こなす方って素敵だと思われませんか?
薄着物である紗や麻の着物に季節を伝える模様が入った帯を締め、日傘を差して歩いている人を見かけると、なんてお洒落なんだろうと思ってしまいます。
着物の着こなしの中でも究極のお洒落といえますが、今日は竺仙さんの紺地の綿紅梅小紋で夏着物をコーディネートしてみました。
それがこちらの組合せです。
涼し気な色合いに萩が色を付けずに描かれた小紋に金魚柄の名古屋帯。
細かな柄を付けた綿紅梅小紋ですが、つつましやかな品を備えていて、女性の優しさを感じさせられるがあります。
そこにポイント柄の金魚が泳いでいて、とても涼しく感じれるものがあります。
この着こなし、年代幅も広くて20代からでも着こなさるのではないかな~
とても魅力的です。
竺仙さんの綿紅梅小紋は浴衣としても着ていただける着物で、紗の半巾帯でリラックスモードへと変えてみました。
これで夏祭りや花火大会へ向かう装いになったのではないでしょうか?
何も着飾らなくても着物や帯が魅力を語る着こなしです。
暑さが増して、これから浴衣が注目される季節が訪れましたが、夏着物にもなって浴衣にもなる大人の浴衣地はそんなに多くないと思っております。
印象に残る夏を綿紅梅小紋で味わっていただければと思い、ここに紹介させていただきました。
ところで京都の夏といえば祇園祭です。
今年も祇園祭に大くの観光客が集まるのではないかと思っておりますが、時を同じくして京都の仕入れ先が着物の展示会を開くものでご案内をさせてください。
その展示会は着物や帯を作られているメーカーさん3社が集まって開かれるもので、そのメーカーさんとお取引のある専門店さんが窓口となり、お客様をお誘いする展示会となります。
メーカーさんは、染めは野口さん、紬は室町の加納さん、そして西陣帯は洛風林さんの3社が集まって、一般の方に作品を紹介させていただく会です。
期日は7月15日(日)・16日(月/祝日)の二日間。
会場は京都市指定有形文化財「花洛庵(からくあん)」
地下鉄烏丸線の四条駅で下車して徒歩で7分くらいの所にある会場です。
夏物も用意されていますが、秋冬物が多く出品されるのではないかと思っております。
こうしてご案内を入れさせていただくのは、新しいお客様と出会いを持つことができればと考えてのことです。
いくらかでも関心をお持ちでした、ご連絡をいただければと思います。
こちらからご案内状を送らせていただきます。
さて、今晩はワールドカップ・日本対ポルトガル戦がテレビ中継される日です。
決勝トーナメントに進めるかどうかの鍵となる一戦だけに、気合を入れて応援したいと思っているところです。
日本が頑張っていることもあるのでしょうが、ワールドカップって面白いですね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。