明日から12月。温かな日が続いていて、後ひと月で新しい年が来るなんて思える心境ではありません。
秋が長い気がして、冬支度を急ぐこともなく11月が終ろうとしていますが、この店に目を向ければ比較的忙しい月だったように思っています。
決して褒められる内容ではありませんが、お客様の出入りが多くなってきていることを嬉しく感じているこの頃です。
その要因としてクリスマスパーティー効果があるように考えられます。
今日もパーティーに参加されるお客様が何人かお越しになられていて、クリスマスドレスコードを和装小物で表現したいとのご相談をいただくことができました。
とても有難く思っています。
店の奥ではパーティー当日の段取りや、手作りのプレゼントなども用意したりして、パーティーを盛り上げることができればとあれこれ考えてくれていたようです。
その中心にいるのが娘でとても助かっています。
本番は娘に進行を任せたいと考えていますが、私たちの気持ちが伝えられるパーティーになればと願うばかりです。
そして今日は妻の月命日でした。

妻の月命日
いつもと変わらず月命日には花を手向け、この一月間の出来事を報告すようにしています。
そして今日も妻の前でブツブツ呟いてまいりました。
子供たち3家族が仲良く暮らしてくれることが一番の親孝行かと思っていて、影ながら応援して欲しいことを頼んでまいりました。
特に長女は3番目の子供を身ごもっていて、4月に5人家族になることから、先々の子育てを考えて婿さんの実家近くで家を建てることを考えてましてね~
娘の子育ての負担を考えると、お母さんのお力を借りしないといけなくなっていて、私では補えない現実があることを教えられています。
何かにつけて、”お母さんがいたなら”と思うことの多い日常で、親として、時には経営者として孤独感に襲られますが、これが人生というものでしょう。
いつまで強い心を持って面倒な人生を生き抜くことができるのかと思ってしまいます。
その事を妻に問いかけては、もう少し頑張ってみたいと誓いを立てる私がいるから不思議です。
穏やかな日もあれば、嵐のような日もあって行き先を見失うこともあります。
どんな日も周りの人たちに助けられて、今があることを忘れてはなりません。
娘たちにも感謝だし、お客様にも感謝。
仕入先にも感謝だし、お母さんにも感謝。
そんな気持ちで11月を締め括ることができたことにも感謝です。
ありがとうございました。
明日から新しい月が始まりますが、もう一度、完全燃焼できるワクワク感を見つけ出して、変わらず踏み出せる人生でありたいです。
取りあえず今は、クリスマスパーティーのことでいっぱいです。
取り止めのない記事になりましたが、これで11月を閉じることにします。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







